ベッドで寝ながら音楽を聴く場合、上図のように頭上にミニコンポなど置くことが多いと思いますが、どうしても頭の上の方で鳴っている感じになります。それに置くスペースも必要です。
そこで下図のようにベッドにクリップなどで取り付けて、可動するアームで位置を調節できるスピーカーがあったらいいと思います。
ゴリラポッドとはカメラにつける簡易な三脚です。
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耳元で鳴らすスピーカーなので、それほどパワーなくていいと思うので、電源はウォークマンやipodからでいいと思います。
過去にSONYのSRS-P11Q というパッシブスピーカーがありましたが、これにアームとクリップをつけたイメージです。
実はこのスピーカーは持っていて、ベッドに針金で取り付けて、矢野顕子や大貫妙子を聴きながら眠っています。
しかし見た目に貧乏クサイので商品化して欲しいです。
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寝るときに音楽を聴くというのは、フトンでぬくぬくしながら暗闇で視覚を遮断するある種のアルタードステーツ状態のようなもので、この状態でスピーカーのベストポジションで音の包まれると非常に気持ちがいい。
音楽にトリップできる。
寝るのが楽しくてしかたがない。
音楽のリスニングスタイルとしてこれを提案すれば、
(ベッドに取り付ける自在に動かせるアームの付いたスピーカー)
→(そのカテゴリーのもっとグレードが上のスピーカー)
(それに特化したコンポ)
(従来のコンポのスピーカー⇔ベッドスピーカーと切り替えられるコンポ)
など新しい市場ができるでしょう。
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そもそもスピーカーで、音楽をベストなポジションで聴いている人が、どれだけいるのだろうか。
多くの人がヘッドホンで聴いたり、スピーカーから流しても、何かをしながらBGM的に聴いてるんじゃないだろうか。
スピーカーのステレオ感を味わうには、静かな環境で一定のポジションにジッとしていることが必要ですが、忙しい日常の中でそれをやろうとするのは(環境的にも、時間的にも)、結構な音楽好きだけじゃないだろうか。
ということは、多くの人がスピーカーのステレオ感(ヘッドホンとは違う)の快感をろくに味わっていないに違いない。
ならば逆に考えて、一日のうちで誰もが静かにジッとするポイント(一人の場合ですが)に向けての商品があってしかるべきという気がしてならない。