よう言われてることやけど、エレベーターの開閉ボタンって、わかりにくいやろ?
ドアが閉まりかけの時、知り合いが乗り込もうとして、間違えて「閉」のボタンを押して、
「お前オレのこと嫌いなんか?」みたいな、しょーもないジョークをかまされた経験は、
誰しもあるはずや。
パッと見て逆に感じへん?
左は何か挟んでる「閉じる」イメージ、塊に見えるしな。
右は蝶々が「開いた」イメージ、中央に空間があるし。
デザイナーあほちゃうか。
これはなー、ボーッとしてる状態から急に判断を迫られる、ゴルゴ13でも難しい
ミッションなんや。ボタンの位置を見つけるのさえままならんぐらいや。
それでも判るぐらいでないとアカンわけや。
○×がええかなとも思ったけど、必ずしも「開」が○で「閉」が×ではないからな。
ストーカーが乗り込もうとしてる時は、「閉」が○で「開」が×やからな。
間違えたら大変や。
さて、ここで「私はボタンの位置で判断してますけど?開が左で閉が右でしょ?」みたいな事言い出すヤツがおるかも知れんけどな。イヤイヤ今は形の視認性の話をしとる訳やから。
「ボタンの位置」みたいな別次元のファクターを持ち出されてもなあ。
それにやねーボタンの位置で判断できる上に、形の視認性も良かったら、
さらにええやろが!
それで結局どうしたらええかやけど、矢印がええんちゃうかな。
見た目にも、空間の広さ狭さを表せるしな。
これで人類の歴史からしょーもないジョークが1コ消えることを願うわ。