病気になったら病院へ、

病気になりたくなければ鍼灸を。


群馬県前橋市を拠点に出張専門鍼灸を開業している、


ささき ひでかず

(本名・佐々木秀和)


です。


 今回は夏バテ予防として個人的に良いと思ってます、「甘酒」を取り上げます。なぜ甘酒が「飲む点滴」と呼ばれているのかを簡単に述べます。

 その理由は病中病後や術後、体調不良などで食欲がないときに、栄養分や水分を補給する働きが点滴と同じだからです。ブドウ糖、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラルや水分が主成分で、それらは点滴にも含まれてます。「飲む点滴」と呼ばれる理由がこれでおわかりいただけると思います。主成分を少し細かく述べます。

 特に脳のエネルギー源であるブドウ糖が多く含まれてます。効率よく体内に吸収されやすいのが特徴で、ブドウ糖がエネルギーに変わるのを助ける働きを持つビタミンB1も含まれます。また、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラルがバランス良く含まれていることも特徴です。それだけでなく、人体を構成する成分として欠かせない必須アミノ酸、腸内環境を整えるために必要な食物繊維やオリゴ糖も含まれてます。これだけ健康にいい成分を含むわけですから甘酒がスーパーフードとも呼ばれるのもご理解いただけるのではないでしょうか。

 甘酒には米麹甘酒と酒粕甘酒とがあり、米麹甘酒のほうがノンアルコールで栄養価が高いそうです。
積極的に甘酒を飲んで夏バテを克服していきましょう!