小さなこの手に父を見る | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言

 

 

 

 

私は手が小さいから演奏上出来ない事も多い、
とは思うけどこの手で出来る事を探ろう。
と思いながら練習したら指の腹が痛くなった。
傷めては元も子もないのでほどほどにしなければ。




指を広げる練習ならどこでも出来るな。
届かない!とか言ってないで努力し続けよう。
相変わらず下手だけれど下手で良い!とかさあ、
思っている訳では決してないの、でも進んで行かない。




共演者に鍵盤の上手い人がいる時は
「ひ~ごめんなさい!」とか萎縮してしまったりもする。
歌やギターが上手い人にはそこまで感じない気持ちを、
鍵盤の人には抱いてしまうの、羨ましくてさ。




四の五の言わずに頑張ります、この小さな手で。
短くて太い指で。
父さんそっくりの。