誰か助けて | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言

 

 

 

 

銀色ラメの旅行バックを盗まれる夢。
どこの駅だったんだろう。
友人と、どれにしようかと食品の販売機を
眺めている瞬間に。
振り向いたら消えていた。




そんな派手な旅行バック持っていないのになあ。
友人も、中学の時の、多分もう会えない人。
盗まれたバックを探して、構内をぐるぐる巡る。
その内に友人も消えていた。
誰か助けて。




その声が出ない、夢の中では大抵。
数日前には小さなお化けみたいな形状の虫。
を目の前にっていうか夢に見て声が出なかった。
恐い夢、苦しい夢、気色の悪い夢。
以外が見たいなあ。
誰か助けて。




その声は現実でも出ないのかもしれない。
そんな場面にはまだ、
直面していないだけかもしれないけれど。