清掃委員だった頃 | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言

 

 

 

 

いや多分、
この場所を見てくれているの二人?
くらいだと思うんだけど、
最早自分ですら覚えていないような昔の事まで
見てくれている誰か、ありがとうございます。
色んな事がありましたね、
って他人事みたいに思ったり。
思わなかったりしています。
ポエマーなのは変わりません。




変わったのは何だろう。
見た目、とかかな。
年をとったから、
白髪も皺もシミも増えた。
当たり前の事だけど、みんな年をとるね。
当たり前の事だけど、何だか不思議だな。




何才まで歌えるのか、ふとした時に思う。
60までは行けるかな、でもどんな箱で歌えるだろう。
その前に何才まで生きられるのだろう。
この国は、世界は、地球はどうなるのだろう。
ってだんだん話が大きくなって終いにはドカン!
って破裂しそうになる前に、考えるのを止す。
いや、止さないから多分心は十中くらいで止まってる。




ああ、十中だったのね。
山形市立第十中学校。
清掃委員だったな。
大掃除の後、床にラッカーを塗る係。




変わったのは見た目だけ、未だにドカン!ってさ。
破裂寸前で生きてる。
もう清掃委員じゃないのに。