土日はたっぷり眠れた。
おかしな夢を沢山見た。
眠っても眠っても、
まだまだ眠れる。
眠り足りない。
生まれ育った家の台所で朝食を作る夢。
父と母が昔お世話になったという旧式のロボットに、
家族みんなで会う夢。
他にも沢山見たけれど。
ちゃくとまやちゃんは小さくて小学生くらい、
みーちゃんも父さんも母さんも若々しかった。
ロボットは普通の会社員のようなスーツを着ていた。
話し掛けるとぎこちなく、ゆっくりと動いた。
遠近法がとち狂った奇妙な部屋の中。
アップライトピアノの上の物が遠すぎて取れない。
近くの棚の上にようやく登り、ピアノに飛び移る。
大きな箱を掲げて、
ピアノの下へ降りると
箱は突然指の先に乗るくらい小さくなってしまう。
あんなに遠かったピアノの上が目の前にある。
姉からメールが来る。
「早くチョコレートを持って来て。」
箱の中には米粒大のチョコレートが入っている。
急いで向かわなければ。
けれど一体どこへ?
他にも沢山見たけれど、すべておかしな夢。
お菓子の夢なら良いのに。
変な夢ばかり。