妄想バンバンジーソース | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言

 

 

 

 

偏頭痛の上、若干の眩暈と吐き気。
3年前と何ら変わらない朝夕の光景。
誰が誰だか分からないのは知らない人々だからで、
だから尚更深まる、他、との認識。
他人?
人?
本当に人間?
今は人間かもしれない、いや、分からない。
隠れている部分にあるものが本当に鼻なのか。
そこに口はあるのか。
すでに「無」なのではないか。




等という妄想。
この国はいつから、
このような民族衣装を身に着けているのだったか。
この国の名前、それすらも朧気で
偏頭痛と眩暈と吐き気に堪えながら今日も。




お帰りの出口は右ならばバンジージャンプ、
左ならば熱湯風呂です。
個人の判断でお願いします。
目玉焼きには塩ですか、お醬油ですか。
いや、ソースですか。
個人の判断でお願いします。
入り口では上半身裸、もしくは裸足を推奨しておりますが
個人の判断でお願いします。
右のボタンを押せば国が一つ滅びます。
左のボタンを押せは人が一人死にます。
個人の判断で、個人の判断で、個人の判断でお願いします。
死ぬのはあなたかもしれませんが、
個人の判断でお願いします。




滅びるのはこの国かもしれません。
いや、もうすでに
手遅れなのかもしれない。