怒りと涙を思い出に | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言

 

 

 

何回怒りで泣きそうになったことか。
この騒動が始まる前までは、
怒りで泣きそうにはならなかったと思うけど。
何回同じ事を繰り返せば気が済むのだろう。
もう疲れてしまった。
「どうぞご勝手に」という気分。



「任意ですよ!」と言った。
夢の中で、はっきりと。
足蹴りされたんだよね。
素顔だから、って。
それから何故か空を飛ぶ新幹線に乗った。
車内にはいなかった。
車体にしがみついていた。
仲間が数人、同じようにしがみついていた。



しがみつかなければ、どこにも行けないのか。
振り切って行きたい。
猛スピードで?
まあいいか、ゆっくりでも、心地良い場所へ。
心地良い人達と。
怒りと涙は思い出にして。