「歌、多めでお願いします。」
と、
ライブバーのマスターに言われた事がある。
それは
鍵盤叩き語りを始めて一年くらい経った頃の話。
ライブ音源を聴いてもらって出演が決まったんだけど
朗読より歌多めで、が条件だった。
音楽の現場では受け入れられ難い
って事なんだなあ、
知ってる知ってる。
って落ち込むよりも、
やる気になったのを覚えている。
あれから何年経ったっけ。
ボイドリのオーディションで周作さんに
もっと言葉が聴きたい。
って言って貰えた時、
朗読を始めてから出会ったみんなを思い出した。
もう会えない人もいる。
でも、伝えたかった。
もっと聴きたいってよ。
もっと、言葉を。
これ以外ない、
というセトリで向かいます。
なんならブロンディにもYDさんにも、
聴いてもらいたいくらいだぜ。
まず無理だろうけど。
チケットも一枚しか売れてないけど。
もっと聴きたい、
がもっと聴きたい。
大切にしているからぼろぼろなんだ。
書き込みも染みも折目も生きてきた証。
私の覚悟。
聴いて。