私だけの呪文 | 何もない明日

何もない明日

朗読人の独り言




先日帰省した際に
過去の自分のライブDVDやらCDやらボロボロ出てきたので
なんとなく観たり聴いたりしてみたんだけど、やばかった。
あまりの下手さに驚愕。
狼狽するくらいの恥ずかしさだった。



まあ、それらは4年以上前のものばかりで
今手元に最近の音源は一つもないのだから
どれくらいの進歩があったのかは分からない。
今だってよく言われるもの。
荒削りだねって。



そう、私、一生荒削りで行くつもり。
命懸けで荒削り。
下手に触ると怪我するぜ。
全身全霊の荒削りを御見舞するぜ。
結局たぶん未だに、上手さとは程遠い。



けれども4年以上前の自分は言葉に負けていた。
操るつもりが操られてコテンパンになっていた。
魔法使いの弟子、にすらなれなかった。
今はステッキを持っている。
魔女っ娘もので言うところの。



結局たぶん未だに、上手さとは程遠い。
けれども全身全霊で、
呪文を唱えるよ。