このまま一行になって一字になって終わろうかなあ。
最後の一字は決まってた。
でもそれじゃあなあ。
この場所が消えても自分は消えない。
かっこ悪い私。
それを笹田美紀といいます。
*
帰れない夢。
辿り着けない夢を、
繰り返し見る。
眠っても同じだ。
眠っても何処にも、救いなんてない。
それでも眠っていたくて
ギリギリまで眠る。
毎朝、
毎朝、
毎朝思う。
明るくならないで。
それでもまた朝は
光でもって醜い私を打ちのめすのだ。
なーんちゃって、
なんて言えない感じで。
いいか、笹田。
助けは来ないぞ。
TASKEさんならたまに出演オファーをくれるかもしれない。
だが、助けは来ない。
そもそも誰かに助けてもらいたいー?
とか思っちゃってる時点でってうるさいなあ分かってるよ。
ていうか誰だよお前、って知ってる知ってる。
ぼっち会話ばっか。
相手がいないからさ。
*
このまま消えないで続くから、大丈夫です。
自分でそう祈ったんだ。
次のページへ、
続く。
続け、って。
あの歌をまた、
誰かに聴いてもらえますように。