英語講師のカン違い | ササブログ

英語講師のカン違い

さきほど、近所のカフェで仕事をしてたら、
近くの席に日本人女性と外国人男性がやってきて
英語の会話が始まった。
最近よく目にするカフェでの英会話レッスンのようだ。

よし僕もヒアリングの練習だ、と思い
必死で聞き耳を立てる。

日本人女性の英語のレベルが低いのと、
ボーイフレンドがいる(らしい)こともあって、
外国人男性のテンションは低い。
退屈そうに貧乏ゆすりをしながら、
テキトーに「グレイト!」「グ~ッド!」とほめている。

30分ほどのレッスンの最後に
外国人男性が
「any questions?」(質問はありませんか)
と聞くと女性は、海外に買い物に行く予定でもあるのか、
「『この店で一番大きいのはどれですか』ってなんていうんですか?」
と聞いた。
外国人男性は、
「which is the biggest in this store?」
と答えた。

ここまではいい。
問題はそのあと。

女性が、
「『試着できますか』は?」
と聞くと、外国人男性は、
「Do you hove a smaller one?」(もっと小さいのありますか?)
と答えていた。

どうしてそんな微妙なウソを教えるんだろう?

どうやら外国人男性は
試着できますか?」を
ちっちゃくできますか?」と
勘違いしたようだ。
「大きいのはどれですか?」の
あとだから、余計に…。

女性はそれを
「へ~そう言うんですか?」
などと関心してメモをし、レッスン料として
お札を3枚ほど渡していた(いくらだったかは不明)。

英語がつたない日本人と
日本語がつたない外国人の間に起こった小さな悲劇。

僕は祈る。
この日本女性が、海外旅行に行った時
試着を申し出るたびに小さい服を着せられないことを。