トイレに9日間閉じ込められた女性
先日、フジテレビの「奇跡体験アンビリバボー」で
9日間トイレに閉じ込められた女性の話が
放送されていた。
捨てようとしてトイレの前に立てかけてあった「こたつ」が、
トイレに入った瞬間倒れ、ドアを塞いでしまったという。
その女性は定年退職して一人暮らし。
周りに人がいそうな朝や夕方に「助けて!」と叫んだが
誰も気づいてくれない…
長期戦になるかもしれないと思いトイレを徹底的に掃除。
筋肉が硬くならないよう毎日運動。1日3回は必ず水を飲むことにした。
寒さはトイレットペーパーを体にまいてしのいだという。
そして9日目、警察署員が家を訪問し、無事救出。
警察に通報したのは、母親が入院している病院の看護師。
母親の容態が急変し自宅に何度も電話したのに出なかったため
不審に思い通報したという。
* * *
彼女はなぜ9日間も出られなかったのか?
僕は思う。
それは「人に助けてもらうとしてたから」。
「助けて!」と叫んだり…
長期戦になると思いトイレを掃除したり…
初めから自分では出られないと決めつけている。
なぜ自分の力で出ようとしないのか?
絶対に自分で出ると決意すれば、それなりにアイデアは浮かぶはず。
たとえば…
足でドアをがんがん蹴って、穴を開けるとか。
トイレのタンクをフタをとり、ドアにガンガン打ちつけて穴を開けるとか。
トイレのタンクのフタを割り、その破片でギコギコ削って穴を開けるとか。
自分でなんとかする!と決意していれば、すぐに脱出でき、
ニュースにすらならなかったのでは?
トイレに閉じ込められた時もそう。
人生もそう。
「誰かに助けてもらいたい」ではなく
自分で道は切り開くものなのだ。