マラソンは罰である
「マラソンは罰である」
「趣味はマラソンです」
と話したら ある人に
「あんな罰みたいなことよくやるね」
と言われた
なるほど
42,195キロという距離を
ひたすら走り続けるマラソンは
スポーツというより
罰に近いかも知れない
事実 走っている最中は
「あと10キロもあるのか…
あと2キロもあるのか…
早く終われ、早く着け」と
ずっと願い続けている
ただ それだけに
走り終えた時の
「やっと終わった」という
達成感、解放感はすごい
「やっと釈放された!」という
まさに刑期を終えた囚人の気持ちだ
(刑務所に入った経験はないけれど)
そうなのだ マラソンは罰なのだ
だからこそ
そこから解放された時の
快感がすごい
だからマラソンはやめられない