8年程前の治療症例として
5歳の幼女の内斜視を
骨盤調整法に基づいて改善された様子です
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右仙腸関節上方変位。
第五腰椎左後方変位。
第一腰椎右後方変位。
胸椎九番左前方変位。
頸椎七番右前方変位。
頸椎一、二番左後方変位。
左股関節を動かすと異音がし、その周辺が強硬縮。
全身の筋肉、靭帯も共に硬い。
特に左足、左股関節、左腰、頸椎一番の周辺、両目周辺、頭部などが特に硬い。
眼球自体もとても硬い。
顔面も硬く、顎関節も同様で、左右で異音がし、歯並びも不整合。
以上がそのときわずか五歳の女の子であったN・Kちゃんの症状であった。
さて、どこから手を付けようか?
というのが正直な思いであったが、悩まないのが五味式骨盤調整法といえよう。
どういう患者さんでも、とにかく施術を始める。
当然のことです。
その当然であるべきことをしごく当然にやるのが骨盤調整の真骨頂であるのだ。
こうしてN・Kちゃんの戦いは始まったのであった。
Nちゃんはお父さんからは、
「ちゃんと真面目に治療を受けなさい」
と言われ、お母さんからは、
「ちゃんとやらないと治療に連れて来ないよ」
と言われていたので歯をくいしばり、涙を流しながら頑張って毎週治療に来たのだった。
これだけの症状では普通の大人でもつらい治療といえる。
それを五歳の女の子が良く辛抱したものだ。
しかも家で、腰回し運動をも励行した。
お父さんが足や、腰をやわらかくするためのバンド巻きを手伝い、お母さんも一所懸命にNちゃんの世話をしたので、少しずつ少しずつ眼球の動きも良くなっていった。
そうして、今では斜視はわからないほどになったものである。
Nちゃんが通っていた東京の大学病院の小児眼科の先生は、現在でその分野のトップだそうで、そちらへ行って来たたびにお父さんが、
「遠視が良くなってきたといわれ、斜視も改善されてきました・・・・・・」
と嬉しそうに報告して下さったのだ。
その大学病院の先生からは、
「斜視や遠視がここまで良くなるとは思わなかった」
と言われたそうだ。
続きは次回・・・
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