起死回生 最後に笑う
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まだまだ続き…

3年間虐めぬかれた…

今思えばこの3年で随分と惨めな思いをしていたね

小学校の3年から6年までかなり長い冷たい時間でしかなく

最悪だったな

巻き返したのが小学校6年のある日

その日俺が家に居ると
何やら外が騒がしいんだ
耳を澄ますと俺の名前を

奴等が叫んでる…
馬鹿』『メガネ猿』ってさ  スゲー嫌だったよ…

けどそれ以上に母ちゃんに俺の状況を知られたく無かったんだ 自分の息子が虐めにあってるなんて知られたくなかった…
その時聞こえたんだ『悔しかったら来てみろ!』
だから俺は集団に1人で突っ込んだんだ
悔し過ぎたからがむしゃらに…

自殺? 冗談じゃねぇ!
自殺を選ぶ位なら
奴等皆ぶち○してやる!

この辺りからヤバイ位に
ドロドロした復讐が始まったんだ…

けれど俺は奴等の用な
汚いやり方…集団ではなく
1人で集団を散々叩いた
俺にとっちゃソレは正義

考えてみて欲しい…

1人で多勢にヤられる恐怖と

多勢がたった1人にヤられる恐怖を…

だから俺は執念深い性格になったんだろうな…

ヤられたら必ずやり返す…
自分がされて嫌な事は人にしては行けない…

けれど時として
こんな綺麗事じゃ片付かない問題だってあんだよな…
かなりドロドロしてたなあの頃は

虐めの首謀者が 呑気に彼女と歩いててな

考える迄もなく
彼女の見てる前で散々恥じかかしてな…

かなりエグい事してな…

一度恐怖に飲まれたらそこで終わりなんだ

その恐怖に打ち勝つのは並大抵じゃない…

だから気づいたんだ
最初が肝心 引いたら負けなんだって…


俺の半生

26回目の夏が来た
特別 夏が好きな訳じゃ無いけど 夏になると思い出す 温暖化の進みつつある今よりも 蒸し暑かった 10代の夏 喧嘩やナンパに暴走行為数々のドラック出ては入ったりの檻の中決っして爽やかな青春時代ではなかったけれど…想像でもいいから立って欲しい俺たちの視点に道端やコンビニでたむろする彼等なりの葛藤や正義を 誰にだって行き詰まり 焦る時はある 同時に始まりがあるなら終わりもある いずれは笑い話にすればいい

善と悪が紙一重なら
俺達にだってやれるはず
強さと優しさは別もののようで実は同じなんだ

本当の強さがあれば誰にだって心を開ける 心を開けば相手も心を開いてくれる
すると皆に自然と優しくなれる

こんな俺達だから…
汚れた奴ほど磨けば綺麗になれる筈

今まで歩んだ人生に不必要な事は一つもない

間違いだったと思った事にすら その出来事には意味がある

一人きりの長い夜も
やがて日は昇り また朝を迎える

昭和の終わりから平成を生きる俺の物語を聞いて欲しい

幼少期の平穏から少年期の転落
青年期の更正から再びの横道そんで今の俺俺の声を聞いて欲しい
俺は今から26年前の昭和57年 1月31日に生まれた

生まれ育った場所は調布市多摩川

今でも時々訪れる
あの場所が俺の原点

あの場所から見た空は今よりも高くて…

頭上をとうりぬける飛行機をよく目で追いかけた

近くを流れる多摩川へもよくいった

何時も一人で遊んでいた
俺は親父の顔を知らない

なんでも俺が一歳になるまえに離婚したらしい

物心つく前から俺の親は母親だけだったから
父親が居ない事への寂しい感情は一切ない

俺にとって居ないのが当たり前の事だから…

母一人 子一人の二人三脚で此処まで来たよ

途中の周り道も総てがあって良かった

遠回りした分 沢山の景色も沢山の人にも出会えた

八方塞がりの状況の中にだって必ず光は在るものだ

俺がグレて 世間から不良のレッテルを貼られても
いつだって俺の味方は母ちゃん

俺にとってかけがえのない存在 母ちゃんが育て上げた俺が今もこれからも存在し続ける

自ら断つ命ほど無意味な者はない

人に奪われる命ほど悲しい者はない

緒に過した仲間が次の瞬間命を奪われる事だってある

殺伐とした時間は深いトラウマとなり今も俺をぎこちなくさせる…

素直な自分が弱い事を一番良く分かっているから

いつも強がりをしていた
火の無い所に煙をたて
毎日のように走り回り 毎日のように暴れ周った

反社会的な行動や言動が
俺にとっての当たり前だと自分自身に言い聞かせ

ただひたすら暴れた日々
後先なんてかんけぇねぇ…失うものもなければ

自分すら大切に出来なかったあの頃
十代半ばでグレだして
粋がる事でしか自分を認めさせる手段は無かった

激動の平成は俺にとって まさに修羅場だった少しでも都内を単車で流せば後付けてくるお巡りや チンピラ

俺の背後から鳴り響く 赤いサイレンかクラクション

単車を降りたら負け…
俺は雨でも走り続けた

俺が初めてバイクを運転したのが中2の夏 以来バイクに魅了され

バイクを盗んででも夜な夜な走りまわった

一台のバイクであてもなく流した裏街道
目指してた自由は
いつだって今だってすぐ傍にあったんだ…

けれど十代の俺には目の前の自由すら目に入らない程
沢山弾けて 沢山泣いて 沢山笑って 道無き道を
ただガムシャラにつっ走った

『負けたくない』
この一心で…

俺は小学校三年の時
目の手術を受けた
1ヶ月間の入院を終え

ハッキリと見えた世界はとても綺麗で…綺麗な世界に慣れる間も無く
虐めにあい

鍛えられたハングリー精神

職業不詳経歴詐称

俺は中卒だ 勉強が大っ嫌いで義務教育なんて散々だったよ 今にして思えば勉強が大切なんじゃなくて 物事に取り組む姿勢が大事だったんだな…