久しぶりのトニー作品
お相手はワン・イーボー
華流モノにも疎いけど多才な方なんですね
第2次世界大戦下、1940年代の中国・上海を舞台に暗躍した名もなきスパイたちを描いたノワールサスペンス。中共・国民党・そして日本軍。スパイ同志がしのぎを削る心理戦の行方は・・・
歴史を予習しておけばもっと本作楽しめたかも。時系列がバラバラで頭が混乱するけどパズルのように伏線がピタリとはまっていくのは気持ちいいくらいすっきり。
余計なお世話だけど、中国の俳優さんだけに『天皇陛下万歳』のセリフは仕事とはいえ私情抜きで言わざるといけないだけに（しかも日本語）どう切り替えたのか気になるところ。
アクションシーンはそれにあるが心理戦メインだけに少なく。弧狼の血の時の鈴木亮平さんのようにしぶとい
今回の衣装、大好きな花様年華時のスタッフさんだけに二人ともスーツが惚れ惚れするほど似合ってて。
それにしても、トニーのクレジットが中国香港になってるのがねぇ
これは事実だけに仕方がないが、入り口はやはり香港映画だっただけに、どこか寂しさが・・映画も自由に作れなくなってしまったし
ワンさん日本でももっとファン増えそうだな～