野々宮神社(いなべ市) | 鬼丸のブログ

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気儘に写真を載せてます。

主に、城跡・神社かな。

訪問日 令和6年 5月25日

 

今回参拝したのは、

いなべ市藤原町市場798に鎮座する「野々宮神社」。

祭神は倭比賣命で、原山津見神、戸山津見神、火産霊神、

須佐之男命、天照大御神、宇迦之御魂命、大年神、誉田別命、

豊受大神、火産霊神が合祀されているという。

勧請年月不詳。

中世、この地には天台宗の神応寺(深興寺)が存在していたが、

天正8年(1580)の滝川一益の兵火により堂宇が焼亡。

その跡地を開発した後に、当社が創建されたとされる。

 

神社正面付近の様子。

神社は、南東面している。

 

「一之鳥居」。

 

「参道」。

 

境内の様子。

 

「二之鳥居」。

 

「二之鳥居」横の「狛犬」。

 

「手水舎」。

「手水鉢」は、大正11年10月のもの。

 

「社務所」。

 

「御蔵」。

 

「拝殿」付近の様子。

 

「拝殿」。

 

「石燈籠」。

 

「由緒書」。

 

(石碑文)

   祭神 倭比賣命

 由緒        野々宮神社

当神社は往古伊勢国八郡の頃志礼

石郷に皇太神宮の神領有之候に

付知行之役人当郷中央に神宮末社を

建立祝祭祀を執行せり世の変革に

沿って神領事止得奉祀の祝詞は

今なお厳然として其の地に存ず

すなわち本郷村志礼石神明社

是なりしこうして皇太神宮を

奉祀する時に必ず斎宮の御神霊をも

併祭すべき理かな志礼石郷中市場に

倭比賣命を奉斎し古く之を野々宮と

称し来れり、すなわち今当社の鎮守なる

野々宮神社が是なりただし由緒里人が

語遺に伝え来り得共社記は遺失して

当社伝わらず主神倭比賣命にて他に

七社明治四拾参年後より合祀せり

古記によれば平成五年までに

二百二十年前の建立と思ふ

 

 

「本殿」は白壁で囲まれているが、

「拝殿」横から中に入ることが出来る。

 

内部の様子。

 

「本殿」付近の様子。

二本の木が、「鳥居」を形成している。

 

「本殿」前の「両部鳥居」?

 

「本殿」前を護る「狛犬」。

 

「本殿」。

 

「拝殿」を背後から。

 

尚、「参道」横に駐車場(10台程)があるが、

近くの店舗(児童書店)の客の車で埋まっていた。

いい雰囲気の神社なのに、

参拝者がゼロだったのが残念だった。