訪問日 令和6年 4月 6日
今回訪問したのは、いなべ市藤原町篠立にある「立田公園」。
国道365号線にある篠立パーキングに隣接している。
公園の案内板。
多目的広場の様子。
中央付近にある東屋の建つ築山とトンボ池。
解説板。
(解説文)
立田公園
立田公園は三重県の北端に位置し、西は滋賀県と北は岐阜県と隣接し、「表日本裏日本」並びに「東日本と西日本」の境界点に位置し、石灰岩地帯という土壌と相まって、全国的にも貴重な動植物が分布し、全国レベルの学術研究が行われている地域です。立田公園はトンボの池を囲むように里山が広がり、地元の有志の皆さんにより毎年桜の植樹が行われ、山頂の六角堂まで散策道の整備が進められています。
山頂の「六角堂」へと続く道。
桜。
一旦、多目的広場から出て、
里山散策道から見晴らし広場を目指す。
「六角堂」前には、縁結びのパワースポットがあるらしい。
写真右側が里山散策道。
因みに、左側は「巡見道跡」らしい。
里山散策道に入ってすぐのところに、「石燈籠」がある。
その横辺りに立田区の里山がある。
高松宮殿下台臨記念碑。
昭和29年2月14日、高松宮殿下が白石工業㈱桑名工場に
台臨されたことを記念して、建てられたらしい。
二宮金次郎像。
残念ながら、左手の本は無くなっている。
そして、白石恒二翁像。
背後には、翁の功績等が刻まれた銅板が埋め込まれている。
高松宮殿下台臨記念碑と白石恒二翁像があり、
又、ここが白石工業㈱桑名工場の近くということから、
この里山は白石工業㈱の所有地なのかもしれない。
銅像等に別れを告げ、里山散策道を登っていく。
10分程で見晴らし広場に到着。
竹炭小屋。
その向かって左側には、
木漏れ日の道という「巡見道跡」がある。
「巡見道跡」の様子。
多目的広場から登ってくる道。
最後は、長い急階段となっている。
見晴らし広場(展望台)の様子。
厳密にいうと、写真右側の「六角堂」は入らないらしい。
いなべ市を一望できるというが・・・。
・・・少し木を切った方が良いかも。
「六角堂」。
「六角堂」前にある縁結びのパワースポット「恋れ松跡」。
尚、この解説板の製作には、京都産業大学が関わっている。
(解説文)
恋れ松跡
立田の地に古くから伝わるお話があります。
昔々、都にて一人の僧と高貴な身分の娘が恋に落ちました。
故あって僧は都に居られなくなり、娘とともに街道を逃れ、僧の故郷に向かいました。
その途中、二人はこの立田地区に立ち寄り、お互いの絆と幸せの証として、持っていた布を
松の木に結わえました。それが今の恋れ松跡と言われています。
♥二人の手で一緒にハート形を作ると、末永く幸せになれます!♥