訪問日 令和5年11月21日
今回訪問したのは、可児市土田にある「下切弘法堂」。
県道84号線の「土田下切東」信号を北に入ったところにあり、
初期中山道沿いに位置する。
又、承久の乱の開戦地「大井戸渡古戦場跡」に位置し、
御堂前には、周囲から出土した「五輪塔」等が並べられている。
これは、合戦での戦死者を供養したものだと言い伝えられてる。
「大井戸渡古戦場跡」の解説板より。
(解説文)
『土田下切弘法堂の五輪塔』
土田下切にある弘法堂の前には、古い五輪塔や宝きょう印塔、石造仏群が集められています。これらは承久の乱の戦死者の五輪塔だと地元では古くから言い伝えられてきました。土田地区の下切や渡にかけての開墾畑には、五輪塔などの石造物が土中に埋れていることがあり、これらを開墾者が畑の隅に祀ったり、弘法堂に安置するなどして、長い間弔い続けてきたとされています。
御堂周辺の様子。
御堂は、南面している。
手前の道が、初期中山道。
御堂の様子。
御堂手前に並ぶ「五輪塔」「石仏」等。
御堂の東側の様子。
向かって左側には「庚申塔」。
昭和57年12月に建立されたもの。
同右側には「山神」様。
こちらは、平成6年11月の建立。