象鼻山古墳群(養老町) 後編 | 鬼丸のブログ

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気儘に写真を載せてます。

主に、城跡・神社かな。

訪問日 令和3年 2月22日

 

今回訪問したのは、

養老町橋爪字岡山にある「象鼻山古墳群」の中の「1号古墳」。

古墳群中最大最古級の古墳とされ、墳形は前方後方墳。

一度山頂を平らにしてから墳丘の殆どを盛土によって造成し、

完成までに8段階の築造工程を経るなど、

濃尾平野からの見栄えを重視した築造思想が読み取れる。

又、墳形及び埋葬方法は、東海様式を採用しているが、

埋葬物・埋葬様式は畿内様式を採用していることから、

被葬者は地元豪族であるが、畿内との関係を持ち、

その影響力を利用していたことがうかがえる。

 

東屋内部にある解説板。


 

東屋付近から北側を見た様子。

 

後方部と標柱。

 

1号古墳を山頂手前から見た様子。

 

後方部上部の様子。

 

後方部上部から東側の濃尾平野を見た様子。

遠く稲葉山の岐阜城まで見ることが出来る。

 

前方部の様子。

 

前方部から見た2号古墳(方墳)の様子。

木々で全体を見ることは難しい。

 

2号墳の先には、鉄塔があり、保全の為に作業員が歩くため、

しっかりと踏み跡が出来ている。