米町市神社(津島市) | 鬼丸のブログ

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気儘に写真を載せてます。

主に、城跡・神社かな。

訪問日 令和元年 9月 2日


今回参拝したのは、津島市米町に鎮座する「市神社」。

「津島神社」の境外末社の一つで、

弘和元年(1381)の創建と伝わり、七切のまちの産土神。

祭神は市場の神様である大市姫で、

商売繁盛や豊作に御利益があるという。


神社正面付近。

神社は、南面している。

市神社5 市神社6


「拝殿」。

市神社7


「社務所」。

市神社8


「手水鉢」。

市神社12


由緒書を兼ねた市神社御社殿修復工事計画の案内板。

市神社9


     市神社御社殿修復工事計画(案内板)

 市神社は、弘和元年(一三八一年)の創建と伝えられ、中央

に津島神社の御祭神「建速須佐男之命」妃「大市姫」、右に御子

神「宇迦之御魂神」、左に御子神「大歳神」を祀り、名古屋から

津島への上街道沿いに立ち並ぶ米之座の商家の信仰を集め、古

くより旧暦正月十日に行われる「十日市」は多くの露店が出て

終日賑わいました。

 旧暦八月十五日の例祭日に、正徳元年(一七一一年)より笹に

提灯を付け傘鉾を出しましたが、享保三年(一七一八年)よりは、

天王祭に携わらない七切より山車の奉納が行われるようになり

ました。

 現在の社殿は、天保八年(一八三七年)修造の後、明治三十二

年と昭和二十七年に改修され、その後御屋根の葺替も行われてき

たが、一八〇年余りの長き年月の風雨に晒され、損傷が激しく

なってきました。

 此度大神様のご神徳を末永くいただけますよう、平成三十二年

の竣工を目指し、御社殿の御造営を計画致しました。

 つきましては・・・(以下略)



「本殿」。

祭神は、「津島神社」の祭神「建速須佐男之命」の妃「大市姫」。

右に御子神「宇迦之御魂神」、左に御子神「大歳神」を祀る社を伴う。

市神社10 市神社13

西側を通る津島上街道側にも入口がある。
市神社3 市神社4

神社西側の津島上街道沿いにある解説板。
市神社2

旧町名

 米之座(解説板)

 (現町名 米町、米之座町一丁目、二丁目)

現在の津島市米町、米之座町一丁目、二丁目を総じて昔は米之

座と呼んでいました。米問屋が多くあったため、こう呼ばれた

と考えられ、商売の神様をまつる市神社があります。尾張津島

天王祭の船「米車」を出す津島五ヶ村の一つであり、また尾張

津島秋まつりの山車「米之座車」を出す七切のまちの一つです。



神社の北西、津島上街道沿いに建つ古い建物。

旧米問屋だったりして。
市神社1