訪問日 平成31年 4月15日
今回参拝したのは、
愛西市勝幡町大縄場2820に鎮座する「勝幡神社」。
創建等の詳細は不明だが、
大正7年(1918)に集落内にあった「白山神社」
「市杵嶋姫社(弁才天社)」「富士社(太刀堂権現社)」を合祀して、
現在の「勝幡神社」になったという。
3月の第2日曜日に行われる春の大祭「勝幡オコワ祭」が有名。
神社正面付近の様子。
由緒書の石碑。
南面には、合祀された神社の住所・祭神が刻まれている。
北面には、由緒が刻まれているのだが、
無形民俗文化財
勝幡オコワ祭(解説板)
勝幡神社の春の大祭で、供物のひとつに
樽詰めのオコワイ(強飯)があることから
「オコワ祭」と呼ばれるようになりました。
毎年の例祭は三月第二日曜日、以前は
二月一六日に実施されていました。
町内がカミとシモに分かれ、若衆たちに
よるオコワ樽の奪い合いがくりひろげられ
たようで、シモに渡るとその年は雨が多く、
カミに渡ると豊作になるといわれました。
現在は、神事終了後オコワ樽を石にぶつ
け、樽が割れる頃になると中のオコワが
餅状になり、そのオコワや樽の木片を競っ
て奪い合いが行われています。
オコワを食べると無病息災で
すごせるといわれ、樽の木片は
雷除けになるといわれています。
平成一九年(二〇〇七)三月七日、記録
作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財に
選択されました。
愛西市教育委員会
「宮城遥拝所」。
皇居は、この方向ということです。
「鳥居」付近。
「鳥居」。
「鳥居」下にある「白山神社」の「社号標」。
「手水舎」。
「社務所」兼勝幡町集会所。
「オコワ祭」で使用される「神石」。
残念ながら、注連縄が外れてしまっている。
「拝殿」。