平成30年11月12日
今回訪問したのは、一宮市島村字上深田23にある「兼松屋敷跡」。
時期は定かではないが、兼松又四郎正吉の屋敷とされる。
跡地は、御子孫宅とも、東林寺の西側(島村字宮西)とも言われる。
尚、御子孫宅には古井戸が残るという。
兼松正吉は、織田信長に仕え、馬廻衆として活躍した。
信長没後、織田信雄、豊臣秀次、豊臣秀吉に仕える。
秀吉没後は徳川家康に仕え、関ヶ原の戦い等に従軍し、
戦後、松平忠吉の与力となるも忠吉早世。
その後、尾張藩主徳川義直に仕え、尾張藩士となる。
御子孫宅前。
「長屋門」。
現代の材料で補修等されてはいるが、歴史を感じられていい感じだ。
敷地内には、一宮市指定文化財の「クロガネモチ」があり、
門前に石碑が建つ。
南側にある建物。