訪問日 平成30年 5月 1日
今回訪問したのは、岐阜市岩利にあった「岩利城跡」。
『美濃国諸旧記』には、「岩利の城主は大岡左馬助家帥」とあり、
織田秀信の家来大岡左馬助の居城とされる。
岩利集落の西側、丁度山間から緩やかに続く斜面が、
平地へと変わる辺りに、1町四方の方形の地割が確認でき、
そこが城跡と推定されている。
現在は、宅地や農地となっており、遺構は確認できない。
又、こことは別に、山麓にある安楽寺周辺が、
「侍の館」の跡と伝承され、中世の遺物が散布するとのこと。
この辺りに館があり、山麓の安楽寺周辺に詰の城があったのか?
それとも、時期により変遷したのか?