金縄塚古墳(各務原市) | 鬼丸のブログ

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気儘に写真を載せてます。

主に、城跡・神社かな。

訪問日 平成30年 3月19日


今回訪問したのは、

各務原市鵜沼東町3-133にある「金縄塚古墳」。

各務原台地の東部の丘陵上に位置する円墳。

桑原野山西公園内にあり、各務原市指定史跡となっている。


桑原野山西公園は、住宅地の一画にある。
金縄塚古墳2 金縄塚古墳3


公園の様子。

台地の縁ということで、西側及び南側の眺望は良い。

金縄塚古墳4


古墳の様子。

金縄塚古墳18 金縄塚古墳17

解説板。

金縄塚古墳7 金縄塚古墳8 金縄塚古墳10


  金縄塚古墳(解説板)

          (各務原市鵜沼東町三丁目) 市指定史跡

 各務原台地東部の鵜沼地区には、今から千六百年ほど前の古墳時代

前期に築造された古墳が所在しています。『三角縁神獣鏡』と呼ばれ

る鏡を出土した『一輪山古墳』、全長百二十メートルで県下第二位の

規模を誇る前方後円墳の『坊の塚古墳』、直径五十二メートルで県下

最大規模の円墳である『衣裳塚古墳』、そして、ここ鵜沼東町の丘陵

上に位置する『金縄塚古墳』です。

 金縄塚古墳は、直径三十七メートル、高さ六メートルの円墳です。

現在、古墳の中央部が深く窪んでいるのは、江戸時代に削られたため

です。伝説では、この時、名前の由来ともなった金の縄のようなもの

や、土器などが出土したとされています。

 このように、鵜沼地区の台地縁辺部に、これらの有力な古墳が所

在していることは、この地が美濃と尾張の木曽川の渡河地点である

と共に、河川交通の要衝として、当時から重要視されていたからで

あると考えられます。

 平成三年三月

                各 務 原 市 教 育 委 員 会

                寄贈 各務原飛鳥ライオンズクラブ



西側にある登り口。

金縄塚古墳11


墳頂から東側を見た様子。

大きく削られている。

金縄塚古墳12

 

東側下から見た様子。

尚、古墳のすぐ北側には民家があるので、撮影には配慮が必要。

金縄塚古墳13 金縄塚古墳15


おまけ。

公園から見た「犬山城跡」。

金縄塚古墳16