迫間城跡(関市) 弐 「城遺構」 | 鬼丸のブログ

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主に、城跡・神社かな。

平成27年 4月18日


今回訪問したのは、関市迫間にある「迫間城跡」。


「烏天狗」からの道を降ってくると、脇道に「迫間城跡」の看板がある。
迫間城跡41

脇道に入って直ぐに「堀切跡」と思われる窪地が現れる。

ここから先が城跡となるようだ。
迫間城跡44


「堀切跡」の幅・深さともに然程でもないが、

向こう側との高低差がある。

底からだと約2m程か。
迫間城跡43


横から見た様子。

左側が城跡。

かなり埋まってしまっている。
迫間城跡85


左右に「竪堀」が続いているのか確認してみたが、

判別は付かなかった。
迫間城跡45 迫間城跡46

「堀切跡」を渡り、先へ進む。
いきなり開けた削平地が出現。

「曲輪跡」か?
迫間城跡48


その先は、元々の道なのか、

それとも後世のものか判別が付かないが、

「土塁」状の土盛りがあり、「喰違虎口」状になっている。
迫間城跡49 迫間城跡50


この先二段程階段を登るが、それぞれ削平地となっており、

「段曲輪」の様に感じたが、如何だろう?
迫間城跡51 迫間城跡52
迫間城跡83 迫間城跡84
迫間城跡53 迫間城跡54

最後の階段を登り切ると山頂に到着なのだが、

ここは、更に一段高くなっている。
迫間城跡55 迫間城跡56


山頂。

恐らくここが「主郭跡」だろう。

城跡を示す看板には、「迫間城跡 高さ309m」とある。

山頂は、それほど広くないが、木が切られており、

見晴らしの良い場所になっている。
迫間城跡57 迫間城跡58

迫間城跡77 迫間城跡78

周囲は、一段低くなっており、「腰曲輪」だろうか?

草木で分かり辛いが、ほぼ一周巡っている。
迫間城跡59 迫間城跡60

山頂付近を堪能したので、登り口と反対側を探索する。
迫間城跡62


こちら側も階段を降りるたびに削平地となっており、

「段曲輪跡」を連想させる。
迫間城跡63 迫間城跡64
迫間城跡65 迫間城跡66

三段程過ぎると、一気に降りとなる。

看板にあるように、砂利のため、足元は滑りやすい。
迫間城跡69 迫間城跡70
迫間城跡75


降りきるとハイキング道との分岐点となる。

そこに、石碑「山之神」を発見。
迫間城跡72 迫間城跡73


この先にハイキング道は続くが、探索はここまでにして、城跡へ戻る。
迫間城跡74


城跡のベンチで休憩していると、ハイカーの方が声を掛けてきた。

美濃加茂市の方らしく、ここは色々なコースがあって楽しいので、

よく訪れるとのこと。

確かに、途中で小さな子供を連れた母親グループや

親子のハイカーと擦れ違った。

それだけ、手軽に楽しめる場所なのだろう。



続く。