普段は千メートル林道の付近を散歩するのですが、時には垂直方向に離れていくこともあります。浅間山の方に向かうと傾斜角度7度くらいの急坂もあります。けっこう足にきますね。

 

坂を上っていくと全寮制のインターナショナルスクールがあります。アジア系の外国人が多く学んでいるようですね。

 

道が少し平坦になってきました。もう少し行くと開けたところに到着します。

 

ここにはインターナショナルスクールのグランドがあり浅間山や黒斑山が良く見えます。私の散歩コースでは最も障害物がなく浅間山が見えるスポットですね。

 

もう少し上がると「御巡幸記念碑」があります。戦後この地域への入植者を昭和天皇が激励された際の記念碑のようです。

 

浅間山の反対側にはキャベツ畑があります。上皇様ご夫妻が軽井沢を訪問された際に散策されるキャベツ畑かもしれません。

 

ここのすぐ隣は大手開発会社の別荘地です。真夏にも赤いモミジが鮮やかです。ノムラ(濃紫)モミジというそうな。

 

別の日には千メートル林道から垂直方向に下っていきました。中山道と下仁田街道の分かれ道には説明看板が立っています。下仁田街道は姫街道とか女街道とか呼ばれているんですね。

 

すぐ近くの中山道沿いに古い家屋が残っています。説明書きに「中山道 黄壁布屋」とあります。再建された建物のようです。

 

この付近は中山道の沓掛宿と追分宿の中間的な場所です。説明書きによると中山道の代表的な米穀問屋であり、寺子屋を開いていたころもあったようです。

 

さらに近くには大正8年の旧道路法施行令で設置された「軽井沢町西長倉村」の道路指標がありました。もともとは黄壁布屋の前にあったが今の場所に移設されたとのこと。

 

中山道沿いにはちょっとした名所がありますね。