FIFTY FIFTY、再度「中小ドルの奇跡」のアイコンとなるのか? | 我楽多箱

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K-POP関連の気になった話題をスクラップブック的に綴る気まぐれなブログ。

◎タンパリングの是非、約1年ぶりのカムバック···2期メンバーを構成
◎「中小ドルの奇跡」タイトルにふさわしい アルバムのクオリティのカギ
◎元メンバー3名、THE GIVERSを相手とした訴訟戦は継続

 

 

FIFTY FIFTYキナ

 

 

「長い間待ってくださった大切なファンの方々がいたからこそ、今日、奇跡のように

得られた時間と機会だということをよく理解しています。」

ガールズグループFIFTY FIFTYが長い長い闘いの末、活動を再開した。オリジナル

メンバーのキナを中心に新メンバーを迎え、5人組でカムバックする。デビュー4ヶ

月で米国ビルボードメインシングルチャートHOT100に入り、K-POP界を騒がせた

グループという栄光を引き継ぐが、紛争で止まっていた時間を埋めなければならな

い課題もある。

FIFTY FIFTYは今年9月上旬、第2期活動を開始する。元メンバーの所属事務所離脱に

より活動が中断されてから1年以上が経過した。初年度のメンバーが4人だったのとは

異なり、5人組で新たにチームを結成した。今年初めから韓国はもちろん、日本、タイ、

シンガポールなどからオーディションを経てメンバーを集めた。所属事務所のATTRAKT

は、国籍に関係なく実力重視でメンバーを選抜する為に公開オーディションも開いた。

業界によると、当初4~5人組を構想していたATTRAKTは最後まで人数を悩んだという。

グローバルオーディションを行った分、外国人メンバーも念頭に置いたが、全員韓国人

メンバーで選抜した。ただ、FIFTY FIFTYがグローバルな舞台で反響を得た為、外国語

が可能なメンバーを入れたという。またキナがラッパーであり、FIFTY FIFTYがボー

カルで注目されたチームだったので、ボーカルの実力を重視した。

6月のカムバックを目指したFIFTY FIFTYは、アルバムのクオリティのために9月に延期

した。彼女たちの為の曲はかなり用意されてはいたが、細かい準備が必要だった。代わ

りに先行公開曲でカムバックの予熱をする予定だ。

FIFTY FIFTYをグローバルグループの仲間入りを果たしたヒット曲「Cupid」のステージ

は当分見られない見通しだ。ATTRAKTがタンパリング(tampering)の背後にあると指摘

したTHE GIVERSのアン・ソンイル代表と著作権問題に絡んでいる。2期メンバーが

「Cupid」を超える曲を誕生させ、「中小ドル(中小企画会社所属のアイドル)の奇跡」の

称号を引き継げるかに期待が集まる。

 

左からシオ(チョン·ジホ)、セナ(チョン·セヒョン)、

アラン(チョン·ウナ)。FIFTY FIFTYの元メンバー。

 

 

活動のための諸条件は整っている状態だ。ATTRAKTは韓国をはじめ、中国、英国、

台湾、欧州連合(27カ国)などで商標権登録を完了した。昨年、FIFTY FIFTYの元

メンバーの家族がメンバーの名前は勿論、FIFTY FIFTYのハングルグループ名など

に対する商標権を出願したが、特許庁は出願停止を申請したATTRAKTの手を1年の

時間を要して挙げてくれた。

ATTRAKTはFIFTY FIFTY2期の活動とは別に、元メンバー3人との訴訟を続ける。

サナ(チョン・セヒョン)-シオ(チョン・ジョンホ)-アラン(チョン・ウンア)3人と

その両親、アン代表などを相手に提起した損害賠償請求訴訟の弁論期日が来る8月

29日に行われる。ATTRAKTが専属契約を解除した元メンバー3人は、復帰の為の

新所属会社を探している。

ATTRAKTはJTBC芸能番組「風流大将」を通じて発売した「강강술래(カンガンスルレ)」

のリメイク曲に関しても、THE GIVERS側に問題を提起した状況だ。ATTRAKTは2021

年に放送された「風流大将」総括当時、THE GIVERSを外注用役業者として雇用したが、

THE GIVERSが当時「カンガンスルレ」をリメイクしたDJ Alokと交渉し、契約書を偽造

したと主張している。これに対し、アン代表をはじめとする社THE GIVERS員5人を著作

権法違反、私文書偽造など5つの容疑で刑事告訴した。韓国音楽著作権協会は去る7日、

「カンガンスルレ」の著作権料の支払いを中止した。

 

 

(NEWSIS)

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FIFTY FIFTYも9月の再始動に向け準備を進めているようです。記事にもあった

ATTRAKTによる元メンバー3人とTHE GIVERS側に対する損害賠償請求は総額

130億ウォン相当に上る民事訴訟となったそうです。第1回の弁論期日が8月29日

ということなので、9月予定とされるカムバックに余計な雑音が入らないかが少し

気掛かりではあります。紆余曲折ありながら戻ってくるチャンスを得て再出発する

FIFTY FIFTYに関しては良い歌、良いステージでもってこれまでのマイナスを払拭

して欲しいと願っています。