2005年、NHKの音楽番組「POP JAM」でデビューした歌手ユンナが2024年に
20周年を迎える。歌手や俳優にとって5や0で終わる年はいつも特別な意味が
ある。特に今年は甲子年、青い龍の年であり辰年スターであるユンナが3度目
となる龍の年だ。
20周年を迎えたユンナは「PASSWORD486」、「오늘 헤어졌어요(今日別れ
ました)」、「내 남자친구를 부탁해(私の彼氏をお願いします)」をはじめ、
EPIK HIGHと一緒にした「우산(傘)」、「기다리다(待つ)」、「그 거리(その
街)」に続き「사건의 지평선(EVENT HORIZON)」まで、様々な思い出が詰め
込まれたヒット曲の主人公だ。
ユンナは今年、20周年プロジェクトのアンパックイベント「Y」を開始した。
BTSのRM、キム・サンウク、シュカ、EPIK HIGH、ITSub、ペンスなど豪華
なラインナップがプレゼンターとしてユンナの今年の活動計画を紹介した。
ユンナの1年は新年の壁際から熱い。
ユンナは「2024年は私にとっても非常に重要な1年です。青龍の年ということで、
主人公を与えられたような感じさえします。歌手ユンナは二十歳を迎えるが、青い
青が青春を連想させるので、なんだか若返ったような気がします。既に忘れられ
ない年として記録されそうですね」と話した。
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◇「逆走神話」、恥ずかしくも過分な賛辞
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ユンナは昨年3月、6thアルバム「END THEORY」のリパッケージアルバム
「END THEORY : Final Edition」を発売した。収録曲14曲のうち13曲が
天体に関連するタイトルだ。天文学に興味が多かった頃に培った知識を歌
に溶け込ませた。
特別な宣伝もなかったが、各種イベントのたびに歌った曲が口コミで広まり、
「EVENT HORIZON」がアルバムを出してから7ヶ月余りでチャート1位を
記録した。「EVENT HORIZON」人気に後押しされ、2022年11月27日には
「EVENT HORIZON」以来、発売15年ぶりにSBS人気歌謡で1位になった。
「逆走の神話という言葉が恥ずかしくもあり、過分な賛辞のようにも感じます。
"宇宙の女神"や"天文学歌手"という修飾語もそうですが、私が成し遂げたこと
でもあるのでとても嬉しく思っています。今年、宇宙文化を発信する文化芸術家
としてスピーチもしました。果たして私にその資格があるのか、顔が熱くなりま
したが、すべての科学者が歓迎してくれました。ブラックホールの大衆化をリード
してくれてありがとうと言われたのが今でも忘れられません。
今でもユンナは大衆から多くの愛を受けている。多くのリスナーは彼女の様々な
音源を長く愛聴してきた。昨年も「今年を輝かせた女性ボーカル」に選ばれた。
ユンナは自分の強みを慰める力だと指摘した。
「私はゲームで言えば"ヒーラー"(healer)素材の歌を歌う役割だと思います。多分、
人生の理由というものは存在しないし、実際は付け方次第ですが誰でも生きる理由
を与えたいですよね。危機的な瞬間の前に諦める理由は多く、乗り越えなければ
ならない理由は比較的少なく見えますから。このような悩みがある時、特に私の歌
を聴いてくださるようです。」
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◇「20周年の一年をお祭りとして準備しました。」
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10代でデビューしたユンナは、いつの間にか20周年を迎えた。数多くのヒット曲を
残し、大衆と積極的に交流し、ユニークなミームも多数誕生させた。最近も様々な
SNSで面白い写真と内容でファンの関心を集めている。
「大変な時期に大変な要因ばかりが頭に浮かんでいましたが、最近は私が本当に愛さ
れていると感じています。音楽は私の最も古い友人であり、日記、コミュニケーショ
ンの窓口、そして私を表現するファッションです。できるだけ気分が良い時に曲を書
くと良い作品ができたように思います。このように私が気持ちよく曲を書けるのは、
私を愛してくれたファンのおかげです。20周年を迎えたユンナを存在させてくれた
ことに感謝するばかりです。」
自身が生まれた龍の年に20周年を迎えたユンナの時計は、新年早々から忙しい。
来月3日と4日にコンサートが控えている。ソウル松坡区のオリンピック公園
KSPO DOMEで開かれる単独コンサートは、2万席が一気に完売した。ソロ歌手
としては異例の現象だ。他にも様々なグッズを作り、展示会も企画した。1年間
をお祭り期間とする計画だ。
「20周年プロジェクトは、私のファンであるY.HOLICSと、長い間応援してくだ
さったリスナー、観客の皆さんと一緒にお祭りを準備しました。20回の公演と
私の世界観を盛り込んだ展示会、1枚のフルアルバム、ショートコンテンツでお届
けする予定です。アンパックイベントを企画した後、各パートを信頼して紹介して
くれる方にもお願いしました。これは皆さんとの約束でもありますが、私との約束
の重みを増すためでもあります。皆さんが快く応じてくださったので、素敵なプレ
ゼンテーションになったと思います。」
今年、大きなプロジェクトを控えているユンナにも特別な目標がある。ダイビング
だ。水が怖いが、それでも海に向かいたい気持ちが強い。
「ダイビングに挑戦する予定です。年々、水が怖くなってきていますが、海の中の
世界への好奇心で恐怖を克服したいです。私は一つのことに没頭すると、健康管理
がうまくできないので、今年はまず運動と健康に時間を割くつもりです。私も皆さ
んも健康で、青龍の年に力強く飛び立つことを願っています。」
(スポーツソウル)
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スポーツソウルさんのインタビュー記事ですが、KSPO DOMEでの2DAYSの
コンサートも前売りが無事に完売したとの事です。主催者発表の2万人収容
となると日本では日本武道館クラスとなるのでそう考えると今回のコンサー
トの事前の盛り上がりぶりというのは想像できるのかなと思います。
先ずは無事に公演が成功する事を願いつつ、出来れば今回のデビュー20周年
コンサート「스물(20)」のライブDVD(Blu-rayでも可)の発売をお願いしたい
です。