まきのブログ

まきのブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!
昨夜は国際フォーラムへ。
私にとって5年9ヶ月ぶりのASKAのステージへ。

会場に着くまで本当に何の緊張も実感もなくて。
会場に入ってステージに東京フィルハーモニーの皆さんが座る椅子や楽器、
いくろうさんが立つ台、澤近さんが弾くピアノ、
上手と下手のステージ横にビルボードクラシックと映し出されたスクリーンが目に飛び込んできました。

私の席は2階の15列あたりで。
チケットを取ったときは、
ずいぶん後ろだなと思ったけど
オーケストラ全体を見られて
ASKAのマイクの正面の延長線上の席で
ステージ復帰を見守るにはとても良い席でした。

東京フィルハーモニーの皆さんといくろうさんが出てきて
静かに美しいアンサンブルを奏で始めたのですが
それがOn Your Markだと気づいて自然と笑みがこぼれた。

美しい深いブルーのスーツを着たASKAが下手からステージへ。
悲鳴の様な歓声と割れんばかりの拍手に迎えられていた。

ASKAの姿を見ても実感がないままステージを見つめていました。

1曲目に歌ったのはまさかの『熱風』。
意外すぎる選曲に奇声を上げそうになって、
慌てて口を押さえて背もたれにへばり着いた。

何曲か歌った後のASKAが開口一番に発したのは
「どんだけ~~~!まぼろし~~~!(ジェスチャー付き)」
ちょwwwwwwww

面食らってしまった。ほんと。

こっちはどんな顔してこの日を迎えたら良いのか悩んだのに。(笑)

会場の空気をしんみりさせたくなかったんだろうね。
そういう人だものね。

気持ちが離れしまっても
きっと顔を見たら泣いてしまうだろうなと思っていたのに
涙腺が緩むことすらなくて、
ASKAのおしゃべりにたまに笑いながら冷静にステージを見ていた。

ステージは2部構成で、間に20分の休憩を挟みました。

1部を見た私の感想は、
「声が出なくてかわいそう」でした。

ブログで「まだまだ声は出る」と書いているのを読んでいたので
「あんな強気なことを言ってても、やっぱりブランクや年を重ねることには敵わないか…」
という印象でした。
高音に伸びが無くて、伸ばそうとすると痰が絡んだようになってしまう。
ビブラートを無理やり出そうとすると声が割れてしまう。
ウィスパーも出せなくて、歌に緩急がつけられないのを聴いているのが切なかった。
喉を壊した当時の事を思い出して胸が傷んだ。


2部が始まると、タクトを持ったASKAが出て来て客席の笑いを誘う。
そういうお茶目なところ本当に昔から変わらないね。

休憩中はASKAの喉がどうか最後まで持ちますようにと思っていたのに
歌い出した2部のASKAは、1部とは別人みたいな歌声を聴かせてくれた。

ASKAのシャウトは少しハスキーに掠れるくらいがベストだと
私は思ってるんだけど、そのベストなシャウトがバンバン出てた。

あまりの別人っぷりに本当に驚いた。
20分の内に楽屋でどんなケアしたんだろう?!
喉取り替えてきたんじゃないの?!って。


2部では私の知らない曲を2曲歌ってた。
きっと配信した曲たちなのだろうな。
そのうちの1曲が、重々しい激しさを纏ったマイナーな感じの曲でとてもかっこ良かった。
あぁ、こういう感じの曲がまだ書けるんだなぁと思ってとても興奮した。

そしてとても聞き覚えのあるメロディーをフィルハーモニーの皆さんが鳴らし始めてざわつく客席。
まさかのYAH YAH YAHだよwシンフォニックコンサートでw
スタンディングライブかって感じの大盛り上がりで
腕を上げて歌いまくる客席w
ASKAのあのお決まりの
拳を上げて、もう一方の拳を頬の横にあげるシルエット久しぶりに見たよ。

歌い終わったASKAは
「ビルボードクラシックで立ったら怒られるんだぞ!」ってw
精一杯の照れ隠しだったよね。わかってる。

隣にいた母をふと見ると、ハンカチで涙を拭っていた。
母の中には私よりもASKAに対する強くわだかまりが残っていたけど、
歌声を聴いてすっかり無くなったみたいだった。


そのあとに『君が愛を語れ』を歌うASKAの顔を見ていたら涙がボトボト落ちた。
喉を壊してしまう前の様な素晴らしい歌声だった。
そして畳み掛けるように『月が近づけば~』を歌い上げる姿。
魂が叫ぶように歌う姿に涙を流すしかなかった。

客席からの長い長い大きな拍手が何もかもを表してた。


5年前に見たASKAは、ステージの上ではずっと目を閉じていて
歌いながら客席を見ることはほとんど無くなっていたけど、
昨日のASKAは目を開けて歌いながら客席を見ていた。
歌いながら客席を見ていることが本当に嬉しかった。

そして客席からの想いを受け止めるように大きく腕を広げる姿が本当に嬉しかった。


歌っている表情や、手や足や体の動きや歌声が
どんどん20年前のASKAに重なっていくように見えて
本当に涙が出て仕方なかった。


PRIDEのマリア~で手を天に伸ばしたり、
白い窓辺~で腕を大きく広げる姿に
ひたすら涙が出た。


ステージに立って、歌を客席に投げかけることへの喜びがASKAの体を動かしているように見えた。

5年前のASKAは義務でステージをこなしている様に見えていたんだよね。
だから私の気持ちもどんどん離れていった。
私も、なんとなく義務でASKAを見ていた。

だけど昨日のASKAはステージに立つ喜びに満ちていたし
客席を感じて求めてくれていた。
それが本当に嬉しかった。

ニカーっと笑う、ASKAのあの独特な笑顔を見せてくれたのも本当に嬉しかった。

やっぱり好きな人が笑ってる顔が見たいんだな。
いくつになっても、好きな人の笑顔ほど愛しいものはないよ。


コンサートの最後はスタンディングオベーションでした。
全員が立っていた訳じゃなかったけど、
沢山の人が立ち上がって拍手を送っていた。


前日までは、これからも少し離れた所から密やかに想っていようとか思ってたのに
コンサートが終わった後のロビーで
そそくさとモバイルfellowsに入会して
特典のポストカードを貰ったのでした。


鎖でぐるぐるに巻かれていた心が
どんどんほぐれていくのを感じてる。

これからまた宜しくね。そんな気持ちでいます。