Where Were 10th Riders Born From? | JIROのブログ

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「話しの中身がどうなれこうなれ気持ちも知らずに」だべっていくと思いますが、他人様を傷つけることのないようにしていきたいと存じます。

このタイトル、文法的に正しいのか?それはさておき、


平成ライダー第1期の10作品、その原作はなんなのかなぁ、って徒然なるままに綴ってみます。


・『クウガ』&『アギト』(同一の時間軸であることが作中で暗示されている)

 ……『仮面ライダー』&『仮面ライダーBlack』


・『龍騎』……未詳


・『555』……『イナズマン』(オルフェノクは新人類・ミュータントとほぼ同じことを行っている)


・『剣』……未詳


・『響鬼』……『変身忍者嵐』(人間が特定の集団に伝わる秘法によって変身すること、また『響鬼』の映画版に「血狂魔党」なる組織が登場することから)


・『カブト』……『快傑ズバット』(天道総司と早川健のキャラクターの類似、及び強化服着用後の強さ)&『イナズマン』(キャストオフシステムと脱皮は「超力招来」だろう)&『サイボーグ009』(言うまでもなく、加速装置)


・『電王』……宮沢賢治『銀河鉄道の夜』&『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

 (ただし、「未来からの侵略」というテーマは『サイボーグ009』において何度となく描かれ、「憑依による変身」は島本和彦版『スカルマン』で表現されている)


・『キバ』……『幻魔大戦』&『アクマイザー3』『超神ビビューン』(3人の従者、またモンスターとの戦い)


・『ディケイド』……上記9作品、及び『仮面ライダー』



というわけで、『龍騎』『剣』はなにを原作としてるかわからなかったので、「この石ノ森作品だろ」ってお分かりの方は、教えてください。


話は変わりますが、私が思うに、『ディケイド』が平成ライダーの中では石ノ森先生の掲げる「仮面ライダー」のイメージに一番近いのではないか、と思います。

だって、ディケイドも、ディエンドも真に「Lonely」でしょう?


特にディケイドは、まず記憶を失い何もわからないまま世界を巡り、「破壊者」として忌み嫌われ、そして仲間を得た、と思った瞬間には、自身の「破壊者」としての運命を全うし、友情を育んだライダーをすべて殺し、そして自身の存在と引き換えに世界を再生する、という、不幸極まりないストーリーが設定されていました。


その孤独さ、かつ求められずに与えられてしまった強大な力に苦しむさま、そして待ち受けるバッドエンド、この要素が、まさに「仮面ライダー」にふさわしいものだと思います。原作の本郷猛、一文字隼人、南光太郎はまさにその運命を辿ったのですから。


余談ですが、私が原作を見つけられなかった龍騎とブレイドは、『ディケイド完結編』において、最後にディケイドと相手をします。そして、ディケイドはクウガによって多大なダメージを蒙り、キバーラに討たれます。この符合は、偶然かな?