川崎フロンターレは、「2022 Jリーグ アジアチャレンジinタイ」に参加しています。
日本からは、北海道コンサドーレ札幌も参加しています。
簡単に言えば、チャナティップ選手絡みでしょう。


知らなかったのですが、Jリーグはアジア戦略の一環としてこういうのをやっていたのですね。
私は、パリ・サン=ジェルマンのように荒稼ぎに行ったのかと思いました(冗談)。


昨日、そのアジアチャレンジでBGパトゥム・ユナイテッドFCと対戦しました。

今シーズンのACLで、このクラブはタイで初めてベスト8に駒を進めました。
川崎フロンターレは、胸を借りる立場です。



川崎 3-1 パトゥム



若手主体の先発メンバーでしたが、家長選手や小林悠選手等のベテラン選手も帯同しているんですね。
休ませてあげられればと思ったのですが、ご本人が行きたいという意思を持っていたのかもしれません。


昨日、山村選手にとっては、アンラッキーな日でした。
失点シーンにしろ、ファールによる退場のシーンにしろ…。


得点シーンは、どれも良かったです。

知念選手の打点は高かったです。
橘田選手は浮かさずに綺麗に決めましたし、マルシーニョ選手は速いですね…。


この時期には、こういった選手が「来シーズンも残ってくれるのだろうか」と心配になります。



ここからは、ご興味のある方だけ…

タイのサッカークラブで思い出すのは…
かつては、「バンコク・ユニバーシティ」がタイ代表でACLに出場していました。
要するに、大学の体育会(部活動)ですよね。
当時は、おそらくプロリーグが無かったのだろうと思います。


2007年のACL、川崎フロンターレはそのバンコク・ユニバーシティと戦い、ホームでまさかのドローでした(→ここ)。
試合終了後の挨拶でトラックを歩く際、若かりし中村憲剛選手がスタンドに向けて、手を合わせて「ゴメン」という仕草をしていたことを鮮明に覚えています。

15年前には大学のチームがACLに出場していたところ、いまではプロクラブがベスト8に名を連ねるようになったタイ。
タイだけでなく、アジア全体のサッカーレベルも上がっています。


2010年頃まで、ACLではグループリーグを1位通過しないと日本のクラブは恥のような扱いでした。
ところが、いまではグループリーグ突破することが難しくなりました。
川崎フロンターレのアジア制覇は段々と難しくなっています。