J1リーグは、今日、最終節を迎えます。
ワールドカップがあるため早い終了ですが、1シーズンが経つのは早いものです。
相手は、FC東京。
そして、アウェイ…。
この試合に勝てば、川崎フロンターレはリーグ3連覇という偉業を達成できる可能性があります。
まずは、目の前の試合の勝利に集中したいところです。
首位の横浜F・マリノスと2位・川崎フロンターレの勝点差は「2」です。
得失点差を考えると、川崎の優勝は勝点でマリノスを上回ることだけでしょう。
つまり、川崎が勝点でマリノスを上回るには、川崎が勝利、マリノスが敗戦するというパターンしかありません。
言うまでもなく、リーグ戦の試合結果には勝利・引分け・敗戦という3つのパターンがあります。
マリノスと川崎の試合結果を組み合わせると、パターンは9つです。
9つのパターンのうち、川崎が優勝できるのは上記の一つだけです。
確率だけで考えると厳しそうです。
過去にも全く同じパターンがありました。
2003年の昇格争いの最終節で、9分の1に期待しました。
川崎は勝ちましたが、上位の新潟も勝って昇格できませんでした。
そこから生まれた「Mind-1」は、いまもクラブに色濃く引き継がれています。
第33節で2位につけていて、最終節で引っ繰り返すことができたのが、2017年の初優勝時です。
それまでは、いつも順位をひっくり返すことができませんでしたが、あの時だけは出来ました。
一度あることは二度あると言いますから、今年も何かが起こるのではないかと期待したくなります。
2008年、最終節で引っ繰り返せるかもしれないというケースが、今日と同じく「味スタ」開催でありました。
対戦相手は、東京ヴェルディ(「1969」がついていたかな?)でした。
その時は家族で参戦しまして、川崎は勝利しましたが、言うまでもなく優勝に手が届かず…。
第33節時点では3位でしたし、勝点差などを考えると優勝が困難なのは分かっていました。
その勝利で3位から2位に浮上したのが精一杯でした。
あれから14年経った今年の味スタではどのようなドラマが待ち受けているのでしょうか。
楽しみです。
川崎の相手のFC東京は嫌な相手ですが、マリノスの相手の神戸も嫌な相手だと思います。
そして、ともにアウェイ…。
私だったら、アウェイで神戸と対戦する方が嫌だなぁ…。
前節対戦した神戸は、実際のところ強かったですからね。
FC東京も神戸も、目の前で優勝されるのは嫌でしょうから、痺れる戦いになるでしょうね。
現地参戦の方におかれましては、青援と手拍子で選手の後押しをお願いします。
いつも参戦しなくて、すみません。
こういう大一番は、テレビの前でドキドキするより、現地で多くのサポーターの方と一緒に応援する方が気が楽ですよね。
川崎は勝って(人事を尽くして)、天命を待ちましょう。
最後に…
ワールドカップメンバーに選ばれた谷口選手と山根選手、そして長友選手にはケガがありませんように祈っています。