昨日のアウェイ札幌戦…
残り5試合の初戦で敗退し、三連覇が遠のきました。


テレビ放送があったので、何となく嫌な予感がしておりました(苦笑)。



川崎 3-4 札幌
 

 

 

川崎フロンターレのメンバーは、日本代表から帰ってきた谷口選手と山根選手をベンチに温存…。

まず、ここがマリノスとの違いだと試合開始前に思いました。
2名の選手が代表に招集された川崎と、一人も選出されずに万全の状態で試合に臨めたマリノス…。

いまの川崎の選手層は決して厚くないです。

ですが、中3日+時差ボケも懸念され、ベンチ温存したことは正解だと思いました…が、しかし…。

山根選手のポジションには、左サイドバックでの起用が多い佐々木選手がアサインされました。
パリ・サン=ジェルマン戦でも右サイドバックで起用され、エムバペ選手に対峙しました。



前半

27分、登里選手のヒールパスに飛び込んだ橘田選手がPKを貰いました。
起点となる家長選手の左サイドライン沿いでのマルシーニョ選手への縦パスが良かったです。

30分
家長選手が、そのPKを決めました。
11分のシュートでクロスバーに嫌われながら、PKで浮かせたボールを蹴るマインドの強さに敬服…。

33分、先制直後に早速(?)、失点。
ゴール前での車屋選手のクリアのこぼれ方が不運でした…これは責められません。

40分、佐々木選手が並走するルーカス フェルナンデス選手を倒してPKを与えました。
解説の福西さんのコメントは、このプレーに対して手厳しかったです…倒す必要がないプレーだったと。

私も、「お前、何やってんだよ」と声がもれました(笑)。

シュートコースは切れているので、並走するだけで良かったのだと思います。


今シーズンデビューした佐々木選手ですが、試合を決定付けるミスがこれまでも多かったような(苦笑)。
興梠選手に落ち着いてPKを決められて、逆転されました。
どうしても、山根選手ならと考えてしまいました…。
批判めいた書きっぷりになって申し訳ないですが、大きな期待の裏返しですから…。

45分、ゴール前での脇坂選手のシュートは左ゴールポストに嫌われました。
前半で2回ゴールに嫌われるのは、不運としか言いようがないです。

先制したのに流れを持って来れない、今シーズンを象徴するよう展開だと思わせられる前半でした。



後半

予想していたのですが、山根選手を頭から投入。


そして、開始早々、マリノスが2−0でリードとの報せ…。
2得点して、逆転勝ちするしかなくなりました。

64分
脇坂選手のクロスに小林悠選手が頭で合わせたプレーでゴール!
VARでゴールが確認されました。
最後に押し込んだ知念選手の得点でした。

69分
夏男・小林悠選手が、10月1日というもはや夏ではない、しかも北海道で逆転弾を決めました。
マルシーニョ選手から、ゴール前の小林悠選手へパスしたところで、「決めるしかないだろ!」と思ったら、その通り!

ここから、イケイケで4-2、そして5-2になると思っていたのですが…。

83分、ガブリエル シャビエル選手に決められました。
名古屋在籍時代にもやられたイメージが強いです(涙)。

直後の85分のプレーで、橘田選手が相手選手を倒しPKを献上、しかも一発レッドで退場。
と思ったら、PKではなく、ペナルティエリア外でのFK。
ペナルティエリアの内側と外側では、天と地の差です。

FKとの判定で救われましたが、GKチョン ソンリョン選手が右足を痛めるという代償が(涙)。
一時はフィールドプレイヤーがGKに入るかと思いました…奈良選手がいればと思いました(冗談)。

90+12分、最後に決められて、the end。



ロスタイムに入ってからは、どちらに転がってもおかしくない試合だったと思います。
試合の中で、ジェジエウ選手、車屋選手がケガで交替し、最後までゴールを守りましたがチョン ソンリョン選手は足を痛めました。
その辺りに、持っている力を出し切れなかったところがあったのだと思います。
休養たっぷりでしたから、コンディション十分で戦えると予想していたのですが、試合の中でのケガは致し方ないです。



マリノスは、川崎と引分けた名古屋に4-0で勝利。
一方、川崎はマリノスと引分けた札幌に敗戦。
明暗がくっきりです。

 

名古屋には、してやられましたわ(笑)。



残り4試合で勝点差は「8」。

三連覇は、遠のいたと言わざるを得ないでしょう。

自らが難しくしているところが歯痒いです。

逆転優勝は相当厳しいことを認識しておくことは大切だと思います。

だけど、可能性がある限り、期待したいです。