お国柄だからなのでしょうか、日本でもこのような人が増えているのでしょうか。
9月8日の日本経済新聞夕刊からご紹介します。
米で広がる「静かな退職」
労働者の半数、熱意低く
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米国で「静かな退職(Quiet quitting)」と呼ばれる考え方が広がっている。実際に仕事を辞めるわけではなく、必要最低限の業務はこなすものの、仕事への熱意が低く会社への帰属意識も薄い会社員を指す。米調査会社ギャラップが6日公表した調査によると、こうした従業員の割合が半数以上を占めた。在宅勤務の広がりで、会社とのつながりが薄くなったことが背景にある。
6月に約1万5000人の米会社員を対象に調べた。「エンゲージメント(会社への帰属意識)」が高く、仕事にも熱意のある会社員の割合は32%と、2021年の調査(34%)より低下し、7年ぶりの低水準となった。一方で会社への不満を強く持つ人も18%と、前年比で2ポイント増加した。こういう層は動画投稿アプリのTikTok(ティックトック)などで仕事に対する不満を発信する傾向を持つ。
ギャラップは残りの半数を「静かな退職者」とみなした。相対的に熱意も不満も乏しい冷めた層を指し、専門家の間で現象の広がりを懸念する声が相次いでいる。とりわけ35歳以下の若手社員の間で、帰属意識の落ち込みが目立った。
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