昨夜のホーム鳥栖戦…
「7月6日でなくて、昨日になって良かったぁ」と思える試合でした。



川崎 4-0 鳥栖



鳥栖は元川崎所属の森谷選手が先発。
浦和戦でよく「魅せて」くれたミドルシュート…あれはご勘弁。
久し振りに元気そうなプレーを見せてくれて何よりでした。

川崎はレアンドロ ダミアン選手のコンディションが整わないんですね。
存在感が大きいので、たとえば10分限定での出場でも良いからベンチにいて欲しい…。



前半

鳥栖はクロスからの失点が多いようで、川崎は特に右サイドの家長・山根選手がクロスを入れました。
当初、なかなか知念選手およびマルシーニョ選手には合いませんでした。
ボールを支配するも、フィニッシュの一つ前までは行けますが、シュートまでは行けない時間帯が飲水タイムまで続きました。

26分(飲水タイム直後)
それまでは決められなかった右サイド(家長選手)からのクロスを知念選手が頭で決めました。
クロスからのボールを一つ決めておきたいところだったですし、ナイスゴールでした。

この得点の後から、堰を切ったように川崎のシュートが増え始めました。

45分
「1-0で終わるのは嫌だなぁ」と思っていたら、素晴らしい崩しからマルシーニョ選手がGKとの1対1を決めましたが…。
ど素人の私にもオフサイドであることが分かりました。
「納得のVAR判定」と言ったところでしょうか。



後半

47分
コーナーキックからのボールをシミッチ選手が頭で決めました。
前節ではCKからの同じシーンを相手GKにセーブされましたので、「オマタセシマシタ」という感じでしょうか。
この時間帯の得点で楽になりました。

この後、どちらが得点するかで、その後の試合展開が大きく左右されます。
川崎が押しまくっていましたので、心配はしていませんでしたが…。

56分
相手のセットプレーを、逆にチャンスにしてモノにしました。
相手FKのピンチから脇坂選手が前へポーンと蹴り、マルシーニョ選手が胸トラップからループシュートで決めました…見事でした…。
CKのピンチから中村憲剛選手が前へ蹴り出して、前線に一人残したジュニーニョ選手がボールをかっさらってよく決めたのと同じパターンでした。

ここから楽に見ることができました。
後は、中2日での次節に備えて、早目の選手交替が期待されました。
途中出場の選手の活躍にも期待です。
何があっても、家長選手だけは交替させず(笑)…。

86分
久し振りに大島選手が決めました。
浮かさずに抑えて、GKを交わして綺麗に決めました。
車屋選手による相手選手の裏をとるグラウンダーのロングパスが良かったですね。



全体的に、スコア通りの完勝だったと思います。
もっと得点できたとか、小林悠選手の得点を見たかったとか、欲を言えばキリがありません。
あまり得意ではない鳥栖相手に完勝できたことを素直に喜びたいと思います。



この勝利により、暫定ではありますが首位に立ちました。

久し振りに、頂上からの景色を眺めることができます。
リーグ戦は、まだまだ勝負どころがあると思います。
何と言っても「暫定」ですから、まだまだ喜べませんね。



次は、走力が売りの湘南相手に中2日の戦いです。
考えるまでもなく、厳しい戦いとなりそうです。
首位キープと、ホームゲームでボコボコにやられた仕返しのために負けられない一戦です。


昨夜の完勝で、川崎フロンターレは大きな「自信」と「勢い」をつけて平塚へ乗り込むことができます。

この「自信」と「勢い」が、「疲れ」を吹き飛ばしてくれるだろうと信じています。