3連戦の初戦の鹿島戦…
ここ数年、鹿島に対する川崎の戦績が良いことは知っていました。
ですが、何と言ってもJリーグ発足から20個の栄冠を勝ち取ってきた王者・鹿島相手です。
そんな王者相手に、川崎は大きな勝点3です!
川崎 2-1 鹿島
前半
全体的に、良い45分だったと思います。
春のアウェイゲームと同じように、良い前半でした。
8分
PKを、家長選手が決めました。
左上の隅に決めるあたり、憎いです。
浮かさず抑えてグラウンダーに蹴ると思っていたのですが…。
早い時間帯だからこそ、あのあたりに蹴ることができたのではないかと、ド素人の私には思えました。
そのPKをもらう6分のプレー、山根、脇坂、家長選手の3選手によるトライアングルでのボール回しは、相手を翻弄して見ていて楽しかったです。
14分
左サイドからのFKを脇坂選手が決めました。
相手DFが空振りしたように見え、そのため相手GKが動けない感じでしょうか。
21分、マルシーニョ選手が相手ゴールキーパーとの1対1を決められなかったですが、最前線のプレスがはまっていました。
見ていて楽しい!
26分、コーナーキックからシミッチ選手がフリーでヘディングするも、相手ゴールキーパーによるナイスセーブ…。
そのガッカリ感があったのか、直後のプレーでイエローカードを貰ってしまいました。
あれは、相手ゴールキーパーを褒めるしかないでしょう。
前半、鹿島による攻撃は怖さがありませんでした。
CKやFKによるピンチもありましたが、その回数が増えるだけ、GK丹野選手の実践感覚値が上がったのではないでしょうか。
後半
流れからの得点が無かったので、夏男・小林悠選手のゴールを大いに期待しました。
結果として、活躍にはちょっと遠かったですね。
交替で入った知念選手の方が、昨日の試合に限ってはフィットしていたように感じました。
51分
鹿島は左サイドからのクロスを、ジェジエウ選手の前にいた鹿島・仲間選手が頭で触り、ボールがゴールに吸い込まれました。
この失点は相手を褒めるしかないでしょう。
仲間選手は柏時代もそうでしたが、2列目あたりにいると、本当に嫌な選手です(←褒めています)。
途中交替でベンチに下がった時はホッとしました。
後半は、ボールを持たれ鹿島優位の時間が続きました。
鹿島のクロスの精度がそんなに良くなかったですけど、「もしかすると」という怖さはありました。
最後は、ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・セレッソ大阪戦の試合の締め方の宿題のような展開でした。
そのような中で、しっかり勝ち切れたことを素直に喜びたいです。
鹿島は、上田選手が海外移籍したこともあり、鈴木選手が孤軍奮闘していました。
本来は、ゴールを決めるべき鈴木選手が低い位置に下がることが多く、彼に対する怖さがありませんでした。
例えてみると、川崎に来る前に神戸に在籍していた大久保選手のような感じです。
ポイントゲッターとして専念できれば良い仕事ができるのでしょうが、チーム事情で「良さ」が出せていないイメージを持ちました。
余計なお世話ですみません…どうぞ、これからも現状通りで…。
これにて、首位・マリノスに勝点差「2」です。
水曜日の鳥栖戦に勝てば暫定首位に立つことができます。
立とうではありませんか!!!