川崎フロンターレにとって、4週間ぶりのJリーグ。
いやぁ、Jリーグって本当にいいもんですね(←水野晴郎さんの真似)。
何が素晴らしいって、ピッチコンディションが素晴らし過ぎます。
日本平の芝はもともと素晴らしいです。
さらに、マレーシアの凸凹の芝を見慣れていたので本当に素晴らしかったです。
川崎 2-0 清水
解説者とアナウンサーから、試合前に「暑いです」と案内がありました。
「マレーシアで暑さには慣れているし、湿度が低い分マシじゃないか。川崎に有利になるのではないか」と期待しました。
前半
川崎優位だったと言って良いでしょう。
得点についても申し分ありません。
14分の脇坂選手の決定力…体もボールも右に流れながら、見事に狭いニアに決めました。
32分のマルシーニョ選手は、狙いをすましたダイビングヘッド。
両得点とも、ゴールに至るまでのプロセスで家長選手がうまく絡みました。
次にボールを預ける選手がプレーしやすいよう、数秒のタイミングを計っていたように見受けました。
清水の選手から厳しいプレスを受けることはなく、川崎がボールを回すときもコースを読まれて奪取されるようなこともなく、楽に見ることができました。
一方で、危ないシーンもありました。
41分のチアゴ サンタナ選手のミドルはポストが助けてくれましたが、仮に決まっていたとしても相手を褒めるしかないものだったと思います。
後半
鬼木監督は後半開始から15分は様子を見ました。
入りは、前半と同様に川崎がボールを持てました。
失点するとしたら、セットプレーか、前半のチアゴ サンタナ選手が打ったミドルのような形かなと思って見ていました。
ところが、清水はアーリークロスを入れ始め、川崎が守備に追われる時間が増えました。
欲を言えば、後半で1点獲りたかったですね。
ACLでの疲れ、そして試合中の暑さによる疲れを考えると致し方ないかなと思います。
2つ気になったことがあります。
一つは、後半に得点の匂いがなかったところです。
開始早々の佐々木選手からレアンドロ ダミアン選手へのクロスのシーンぐらいでしょう。
先述しましたように、疲れもあるから仕方なかったでしょうし、仮に失点していたらエンジンがかかっていたことと思います。
もう一つは、「危ない」シーンが多かったことです。
80分の左サイドからのグラウンダーのクロス、90+3分のコーナーキックは「やられた」と思いました。
フィニッシュでの精度の低さに助けられました。
と言いながらも、複数得点をあげ、クリーンシートでゲームを終えることができました。
ACL敗退直後にもかかわらず、心配を払拭してくれる試合でした。
個人的には、勝利を喜んでいます。
個人的に、車屋選手のプレーがとても良かったと思いました。
積極的にドリブルで上がりましたし、グラウンダーで縦に長いボールも入れていました。
それと、攻めの時間帯の最終ラインでのボール回しの際、ボール離れが早かったです。
鬼木監督が言う「スピード」を表現していたかのようです。
ACLでは得点したりと、今シーズンは守備に攻撃に一層期待できそうです。
ジェジエウ選手の怪我が治ったらどうなるんだろう…。
同時刻開催の首位・鹿島アントラーズは広島に負けました。
「ここから、優勝に向けて行けるぞ!」と選手達に声を掛けたくなる一戦でした。
リスタートダッシュできましたね。
最後に…
参戦された方、お疲れ様でした。
ゴールデンウィークで今日1日お休みがありますし、日本平は近すぎず遠すぎず、半分旅行気分で行けますものね。
天気も良かったですし、アウェイ日和で何よりでした。
それでは、さよなら、さよなら、さよなら(←淀川長治さんの真似)。
…なんのこっちゃ