短い中断明けのリーグ戦…
川崎 1-4 C大阪
セレッソさんの桜は満開、川崎の桜は花散らしのような試合でした。
「王者」などと呼んでいただいていますが、このような試合もたまにはありますよ。
前半
入りは、マルシーニョ選手のドリブルがキレていて、「なかなか、いいねぇ」と安心して見ていました。
その後は…
W杯アジア最終予選に招集された疲れが溜まっていたかなぁ…谷口選手。
ミスが1失点目と3失点目に絡んでしまった…ですよね。
もちろん、責めてないですよ。
ミスがそのまま失点に直結したのは、アンラッキーですよ。
2失点目は、相手の攻撃が見事でした。
川崎の攻撃は、相手の守備ブロックの前で右へ左へボールを回すものの、そこから中へ入れない…。
今年、幾度となく見た光景です。
今シーズンの川崎は、攻め勝つというよりも、守り勝ってきました。
攻撃はボールを左右に回すも、シュートまで行けない。
そして、守備にミスが出たのですから、内容も結果も劣勢になったのは当然でしょう。
後半
川崎は、ハーフタイムで4人替え。
これぐらいの荒療治が必要でしょう。
ここで小林悠選手を入れて欲しかったなぁ。
前線での小林悠選手と知念選手でプレスで、広島戦の終了間際のような攻撃を期待できると思ったんですけど。
山村選手と塚川選手の交替の意図は何でしょう。
鬼木監督のコメントで「3枚替えの予定が、負傷者が出たことがあって…」とあります。
山村選手がどこか痛めたのでしょうか?
連戦対策で、塚川選手がCBの経験を積めたことをポジティブに考えます。
この枠で、宮城選手を投入出来なかったので、その点はちょっと残念ですが…。
選手交替が奏功し、後半最初から攻撃が活性化しました。
前半に比べ、スピードが出たと思います。
得点には結び付きませんが、シュートで終われるシーンが増えました。
先に1点獲れば面白いと思っていたのですが、68分にまたもや失点。
起点は川崎のパスミスというか、コンビネーションミスでした。
その後、綺麗に決められました。
85分
ようやく、川崎はマルシーニョ選手が決めました。
無得点で終わるよりも、1点獲ったことに価値があると素直に喜びましょう。
後半は、GKチョン ソンリョン選手のビッグセーブが無ければ、あと2点はやられていたでしょう。
今シーズンは、勝つ時はギリギリ、負ける時は大敗。
このような傾向になりつつあります。
やっぱり攻撃力に問題ありかなぁ…。
今シーズンは、まだ3点獲れていません。
2点獲れた試合でも、前半で2得点したのは鹿島戦だけです。
最近は、我慢に我慢を重ねて、後半の最後に2得点して勝つ(広島戦)、あるいは引分ける(ガンバ戦)傾向にあります。
このような展開が多いため、先に失点すると上を向けないのでしょうか。
1試合でいいので、攻撃が爆発すると雰囲気が変わると思います。
昨日のセレッソさんのような勝ち方ができると、川崎にも大きな自信がつきますよ。
つまり、先に失点しても、必ず追いつくことができるという経験を持ちたいですよね。
浦和戦でそれができましたが、もっと爆発した勝ち方ができると、流れと気持ちが変わると思うのですけど…。
その時が来るのを待ちたいと思います。
一昨年、川崎は昨日のような大差で勝つことが多かったです。
逆に、これだけの大差で負けると…ガッカリというより、サバサバできますわ。
今日の川崎の天気が、フロンターレサポーターの気持ちを代弁しているかな(苦笑)。