昨日のホーム名古屋戦…
勝ったから言えるのでしょうけど、見応えのある試合でした。

昨夜は、娘が一人で参戦しました。
自称、「勝利の女神」…。



川崎 1-0 名古屋



ベンチメンバーから外れていたマルシーニョ選手が、復帰と同時に先発起用されました。
私は、宮城選手が先発すると予想していました。
スピード力で、マルシーニョ選手が選ばれたのでしょうね。



前半

マルシーニョ選手の先発起用が当たりましたね。
チャナティップ選手とマルシーニョ選手の二人による左サイドのスピード感のある攻撃が良かったです。

入りは、名古屋に押されていました。
24分、マテウス選手のFKを酒井選手に頭で綺麗に合わされ(GKチョン ソンリョン選手がセーブ)、嫌な雰囲気がありました。

その直後の25分
脇坂選手-チャナティップ選手-レアンドロ ダミアン選手のヒール、そして最後にマルシーニョ選手が仕留めて先制!
ダミアン選手のヒールパスを、相手DFがうまくクリアできなかったところが幸運だったかもしれません。


その後は、久し振りに「フロンターレらしいサッカー」を味わえた時間帯がありました。
MFの3人による安定したプレーで、これまでの試合よりも前線へボールを運べました。
堅守の名古屋にあそこまで出来たのですから、自信に繋がることでしょう。



後半

一進一退で、時計の針が進むのが早い後半でした。
両チームの選手の攻守の切り替えが早く、見ていて手に汗握る展開でした。

名古屋のコーナーキックの回数が多かったですよね。
一発やられるのではないかと冷や冷やしました。

川崎の攻撃は、惜しいと思えるシュートに乏しかったです。
「あともう一つ」というところまでは行けていたと思うのですけどね。
中盤での攻防でも、決して負けていなかったですし…。

最後まで、先制点が効きました。



総括すると、川崎が1点を守り切った、あるいは逃げ切った、粘り勝ったというゲームでしたかね。
危ないシーンも結構ありましたけど…。
谷口選手・山村選手のセンターバック陣、ボランチの橘田選手の奮闘は素晴らしかったです。



選手交替について…

脇坂選手を途中で下げましたが、試合終了まで起用してほしかったです。
連戦ではないので、これからの中心選手として90分任せるべきだったのではないかと思います。
交替枠が5つあるからこその交替なのでしょうけど…。
脇坂選手自身も自分の交替が分かった際、残念な表情をしていたように見えました。



全体的に…

各選手とも、体のキレが良かったですね。

それと、頭の中がさっぱり整理されているように思えました。
ガンバ戦に比べると、攻撃にも守備にもバラエティーがあると言いますか…。
各選手が、ピッチを広く見渡せているようでした。

連戦でなくなると、それはそれで川崎の強さをさらに出せるのではないかと期待を持てた一戦でした。



鬼木監督が試合後のインタビューで話していましたが、「もう1点」。
たしかに欲しかったですね、もう1点。

何はともあれ、マルシーニョ選手の起用でスピード感が出ました。
チャナティップ選手とのコンビで、左サイドにスピード感のある「形」ができたように思います。



昨夜の勝利で、ホームでの無敗25試合という記録に並んだらしいです。
中村憲剛FROの引退発表直後の札幌戦での敗退から負けていないとのことです。
新型コロナのため、声を出す応援が出来なくなっています。
にもかかわらず、素晴らしい雰囲気で選手を後押しをしているスタジアム参戦のサポーターさんに敬意を表します。



次節は、チャナティップ選手が、早くも4枚目のイエローカードをもらいお休みです。
誰を起用しますかね。
いきなり、大島選手の登場でしょうか?
最近、パフォーマンスが良い小塚選手、あるいは遠野選手でしょうか?

新たな楽しみです。



前節の川崎と同じく、昨日はマリノスさんも最後の最後に追いつきました。
「さぁ~ネットを揺らせ~」の實藤選手が、オーバーヘッドでネットを揺らしました。
見事なゴールでしたよ。