小林悠選手が、ガンバ大阪戦の最後のゴールへの関わり方についての心境を吐露しています。
ネットニュースからご紹介します。
隙を突いた劇的同点演出…川崎F小林が胸中吐露「サッカー人生で1番気持ちの良くないゴールへの関わり方。でも…」
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川崎フロンターレは6日のJ1第3節でガンバ大阪と2-2のドロー。1-2で迎えた試合終了間際に、FW小林悠が相手GKの隙を突き、劇的な同点ゴールを演出した。7日には自身のLINEブログを更新し、思いを語っている。
川崎Fは1-2のまま後半アディショナルタイムに突入。5分が過ぎ、いよいよ今季2敗目が濃厚となった瞬間、小林が躍動した。G大阪のGK石川慧がボールを収め、地面に置いた瞬間、背後に潜んだ小林がボールをカット。FWレアンドロ・ダミアンにパスを出し、同点ゴールをアシストした。まさかの出来事に石川は呆然。ダミアンが慰める場面も見られた。
試合後のインタビューで、小林は「最後に追いついたシーンは、正直気持ちのいいゴールではなかった」と言及。「チームのために、勝点を持ち帰るためのプレーだった。本来であればフロンターレらしく何人もの選手が関わって押し込んで、最後崩しきってゴールを奪う形にしたかった」と得点の形に悔しさを垣間見せた。
そして、出し切っていなかった思いを7日のブログで改めて語る。小林は「最後のゴールのシーン。自分のサッカー人生において1番気持ちの良くないゴールへの関わり方だったなと思っています」と吐露。「でも試合終了の笛がなる最後の瞬間まで絶対に諦めたくなかった。なんとかして勝ち点を川崎に持って帰りたかった。それがあのプレーになったんだと思います」と揺れる思いを明かしている。
ここまで
私は、このプレーに関するネットの反応を見ていません。
きっと賛否両論あるのでしょうね。
個人的には、ルール違反をしているわけではないので、こういうプレーも有りなのだろうと思っています。
相撲の横綱は、ルールとは別次元の「横綱らしい相撲」をとることを期待されます。
貴乃花はそういう横綱だったと言われています。
最近引退された方はエルボーなどをしたりと、そういう横綱でなかったと言われています。
川崎フロンターレも、最近は「王者」と呼ばれています。
5年ぐらい前は、「無冠ターレ」だの「優勝童貞」だのと揶揄されていたのに(笑)。
「王者」なのであれば、あれは「王者らしからぬ」プレーだったと言われても仕方がないかもしれません。
「王者」っていうのは相撲のような確固たる格付ではなく、近年の成績による呼称に過ぎません。
繰り返しになりますが、勝点を積み重ねるための手段として、あのようなプレーも有りと思います。
こういったしぶとさが、いまの強さに繋がっていることを顕示したかもしれませんね。
小林悠選手が言うように「フロンターレらしく崩し切ったゴールでなかった」ことは間違いありません。
そういうゴールを量産してくれるに越したことはありませんけどね。
川崎は前線のプレスでボールを奪取して、ゴールに繋げることを常に狙っています。
鹿島戦の知念選手の1点目がそうでした。
中村憲剛選手もそんなプレーを何度も見せてくれました。
私は、今回の小林悠選手のプレーをそれと同じ類いのものと受け取っています。
ただ、試合終了間際であったことなどを考えると、後味が良いものではありませんでした。
ゴールキーパーがお気の毒に見えました。
レアンドロ ダミアン選手が何度か、相手キーパーに(多分、励ましの)声をかけていました。
他所のクラブのサポーターが申し上げるのもなんですが、これを機会により一層成長されることを期待したいです。
いつものように、話しはまったくズレますけど…
「気持ちが良くない」…で思い出しました。
沖田浩之さんの曲で「E気持」っていう曲がありました。
私の友達は、いまでもカラオケで唄います(笑)。
沖田浩之さんは川崎出身なんですよね。
「川崎ラプソディー」という曲もあります。
急いで旅立たなければ、一度ぐらいは等々力に始球式に来てくださっていたでしょうね。
金八先生に出演していましたが、私はタノキンよりも断然格好良かったと思うのですけど…。
真似して、詰襟の制服の下に赤いトレーナーを着たものですよ(笑)。