テレワークに関する意識調査のお話しです。
昨年12月31日の日本経済新聞朝刊からご紹介します。
孤独感、働き盛り40~50代で顕著 リモートなじめず
生産性に悪影響も
ここから
新型コロナウイルス禍で40、50代を中心とする働き盛りの「孤独感」が、他の世代よりも深刻さを増している。テレワークの拡大などに伴いコミュニケーションの手段が変わるなか、対面中心の意識から脱しきれないことなどが背景とみられる。孤独感に伴う経済損失について英国では年間約5兆円との試算もある。生産性などに与える影響は軽視できず、官民を挙げた対策が不可欠だ。
「人との付き合いがないと感じる」「取り残されていると感じる」などと答えた人に、その頻度を尋ねて孤独感を判定した。さらに電話やメールなどでの同僚や知人らとの交流の有無や頻度を聞き、社会的孤立の状態にあるかを判断した。
「相手の表情が見えないとちょっとした一言が心に刺さる」。東京都内の商社に勤める50代男性は、20年春以降、社の方針で原則在宅勤務の日々がいまも続く。半年がたったころ、精神面に負担を感じるようになった。管理職として出席しなければならないリモート会議が1日8つ入ることもあった。「形は繋がっているけど、心は繋がっていない」
欧米では家庭や職場以外の「第3の場所」をつくる支援が進む。家庭と職場ではないストレスをため込まない場所を指し、教会やカフェなどが想定されている。
ここまで
この記事の解説は、こちらからお入りください。一緒に考えてみましょう。