昨日のリーグ戦最終節、アウェイ横浜FM戦…
「あまり気合いが入らない」「勝つに越したことない」と申したものの、試合が始まるとやっぱり勝ちたいと思うものですね。
川崎 1-1 横浜FM
前半…
試合開始から「思うように行かないあなぁ」と思って見ていました。
そんな思いが45分間、ずっと続きました(苦笑)。
マリノスのパス回しが早く、川崎の選手がプレスにさえ行けないシーンが何度かありました。
相手は、相当気合いを入れて試合に臨んできたのだろうと感じました。
得点王関連で言えば…
15分、前田選手のシュートが山根選手に当たりコースが変わりながらも、GKチョン ソンリョン選手が体勢を崩しながら左手で好セーブ。
26分、ループシュートを選択した前田選手ですが、ドリブルでゴールへ向かっていたら得点の可能性がもっと高かったかもしれません。
前半は、よく0-0で凌げたなというのが率直な感想です。
川崎の守備力が、それだけ安定しているということも言えるかもしれませんけど…。
車屋選手のケガは痛いけれども、山村選手がうまく試合に入ることができました。
これ以上の怪我人は勘弁してほしいところです。
こういう「大丈夫かいな?」と思う試合でも、勝点3を積み重ねてきた今シーズンの川崎フロンターレ。
後半、鬼木監督による選手交替を含めた立て直しに期待です。
そして、後半…
早速、スタートから鬼木監督が動きました。
大島選手を投入。
流れを変えてほしいところです。
川崎は最終ラインがプレスを掛けられ、仕方なく最前線へ縦ポンするシーンが多くあったように見受けられました。
それを悉く、マリノスにボールを奪われる…。
54分、大島選手からダミアン選手へのプレゼントパス…。
残念ながら、ボールを受けたレアンドロ ダミアン選手の足にうまく収まらず…。
こういうシーンを作れたことで、今後の時間帯に期待!
防戦一方だった前半に対して、徐々に川崎がボールを持てるようになりました。
63分、前田選手のシュートシーンがありました。
マリノスはシュートまで行くのに手数をかけないと言いますか、時間をかけないです。
攻撃がとにかく速い。
一方、川崎はボールが最前線の選手に収まっても、上がってきた選手に一度預けて、そこからパス回しを始めますから、時間がかかります。
ここに2つのクラブの攻撃スタイル大きな差があるように思えます。
67分
家長選手のドリブルから、利き足とは逆の右足でレアンドロ ダミアン選手へ丁寧なクロス…。
ゴールから離れたポジションでしたが、レアンドロ ダミアン選手は頭でボールを地面に叩きつけて、ゴール!
74分
マリノスの左サイドからのグラウンダーのクロスが、川崎守備陣の間をスルスルと抜けた感じになり、前田選手に左足で決められてしまいました。
90+3分、レアンドロ ダミアン選手にチャンス!
先制点とは逆のサイドからのクロスを、同様に頭で地面に叩きつけましたが、枠を捉えられず…。
これ、決まったかなと思ったんですけど…。
総じて、優勝と2位のクラブによる見応えのある素晴らしい試合でした。
ドローで終わったから言えるのですが…。
昨日の試合に限っては、力はマリノスの方が上かなぁと思いました。
38試合で両クラブの勝点差は13つきましたけど、そんな差をまったく感じませんでした。
ここ数試合、結果が出ていなかったマリノスですが、やはり強い…。
ですけど、前半あれだけ押されながらも、後半スタートから選手交替をし、流れを徐々に持ってくるあたりは、さすが鬼木さん。
我慢に我慢を重ねて先制しました。
いつもならそのまま勝ち切るパターンだったかもしれませんが、追いつかれたところはさすがマリノスです。
得点王争いはどちらに転んでもおかしくない展開でした。
両選手ともに1点ずつ獲りあい、力を出し切ったことでしょうから、結果として両者得点王で良かったのではないでしょうか。
お二人とも、おめでとうございます。
レアンドロ ダミアン選手の得点王記念グッズが出ますかね…楽しみです。
試合終了後は、家本主審の引退セレモニーで「家本劇場」でした。
名古屋ー浦和戦の村上主審もラストマッチでした。
長い間、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
J1のリーグ戦は終了しました。
選手・スタッフ・審判員・運営、そしてDAZNの皆さん、一年間お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
来シーズンは、チャントを歌いながら、目一杯応援できるようになれば良いですね…。
川崎フロンターレは来シーズン、前回果たすことのできなかった3連覇へもう一度挑戦することができます。
気が早いですけど、来シーズンのリーグ戦にも期待しています!