昨日のリーグ戦第37節ガンバ戦…



川崎 4-1 G大阪



得点差ほど、サッカーの内容に差があったゲームではありません。
シュートまで行けない時間帯が長く、反省点のある試合だったのではないでしょうか。



まず前半…

7分
またもや早い時間帯に、ダミアン弾!
マルシーニョ選手からのパスを山根選手がワンタッチで折り返し、レアンドロ ダミアン選手がゴール。
ダミアン選手のシュートは、ヒールで流し込んだように見えました。

9分
家長選手から大外のマルシーニョ選手へサイドチェンジし、折り返して旗手選手が決めました。
GK東口選手の体に当たらないコースを狙って、頭で押し込んだのですかね。

ガンバの目が覚めないうちに、2得点。
この後、何点獲るのだろうと期待しましたが、その後はあまり得点の匂いなく、シュートまで行けない時間帯が長く…。

26分、枠を外しましたが、橘田選手のミドルシュートは良かったです。
アンカーを任されるようになって、ミドルを打ったのって初めてぐらいじゃないですか?

2得点した後は、川崎がボールを持つものの、ガンバ優勢だと思います。

17分
川崎のパス回しのボールをさらわれ、最後は宇佐美選手に決められました。
2点先制していたから「1失点ぐらい、まぁいいかぁ」と思えましたが、これが先制点だったら…。

この後は、27分に車屋選手が足を滑らせてパトリック選手をフリーにし、ヘディングでシュートをされそうに…
30分、枠を外してくれたから良かったものの、ガンバ柳沢選手の鋭いボレー…
45分、井手口選手のシュートがゴールポストに当たっていれば入ってたかも…

このうちの一つでも決められていたら、同点で折り返すことになっていました。



そして、後半…

川崎にも惜しいシーンがあり…
G大阪も56分に入ればスーパープレーだった宇佐美選手のヘディングシュートがあり…
ここでも、ガンバが押し気味のように感じました。

セットプレーでのチャンスが、川崎に一つ来ると流れが変わるのではないかと思って見ていたのですけど…。

62分
攻撃を活性化させるために、マルシーニョ選手に替えて大島選手を投入。
左サイドアタッカーの位置には、旗手選手。
改めてユーティリティな選手だと思いました。

78分
3枚替えするも、レアンドロ ダミアン選手はピッチに残しました。
得点王争いをしているから、レアンドロ ダミアン選手を下げなかったのか?
それとも、戦術的な意図から下げなかったのか?

85分
試合を決定付けるダミアン弾!
交替しなくて良かったです。
またもや、山根選手のアシスト。
レアンドロ ダミアン選手は一回ぐらい、山根選手に晩ご飯をご馳走しなければならないでしょう(冗談)。

90+4分
車屋選手がCKからヘディングでドンピシャ!
CKはこれ一本でした。
チャンスらしいセットプレーも無かったですから、それを最後の最後に決めたところは良かったと思います。
遠野選手はCKから良いボールを蹴りますね。



前半最初と後半最後のような簡単に得点できる時間帯もありながら…

一方ではシュートまで行けない時間帯も長い…

言わば、波のあるゲームのように感じました。
そう言った課題の残る一戦でしたが、それはそれで良いのではないでしょうか。

「ケガが無くて、勝つに越したことがない」と言っていた割には、注文が多いですね(苦笑)。



この試合を終え、レアンドロ ダミアン選手がマリノス前田大然選手に得点数で追いつきました。
プロ野球の場合、打率争いだとその選手を出場させなかったり、ホームラン王争いなら敬遠したり…。
Jリーグの得点王はガチンコの戦いです。
最終節は、得点王を争う直接対決が楽しみになりました。