岸田文雄さんが自民党総裁に就任されました。
世論調査などでは、河野太郎さん推しが強かったですが、最後は岸田さんが圧倒しました。
おめでとうございます。



そして、菅首相は約1年間お疲れ様でした。
前任者が政権を放り出したような形で引き継ぐ就任で、ご苦労が多かったと思います。

コロナ対応、そして東京オリンピック・パラリンピックへの対応など問題が山積した1年でした。

 

菅首相の場合、安倍政権の時の菅官房長官のような存在の人がいなかったところが残念でした。

いろいろ言われていますが、堅実にお仕事を全うされたと思います。
お疲れ様でした。



この後、岸田首相となるわけですが、かつての首相などが院政を敷くかのごとく、裏で操るようなことは厳に慎んでいただきたいです。
長老と言われている方や派閥の領袖の方も然りです。
自民党全体が岸田さんを選んだわけですから、すべてをお任せして、余計な力が働かないようにしていただきたいです。




いまのところ、私は岸田さんには誠実なイメージを持っています。
これから週刊誌や一部の野党がスキャンダル等を持ち出して、やんややんやと騒ぎ立てるのだと思います。
モリカケや桜を見る会のようなレベルの案件であれば徹底的に追及するべきです。

そのレベルにはない、たとえばご家族がどうしたこうしたっていうことを国会で追及するのは時間の無駄のように思います。



国会では、政策をしっかり議論していただきたいです。

特に野党は毎度の如く批判するだけでなく、常に対案を出して議論を高めていただきたい。


それと、大切なのは外交です。
これについては、安部さんが頑張っていらっしゃったので、蒔いた種に花を咲かせてほしいものです。

岸田さんご自身が長い間、外務大臣に就いていましたが、首相と大臣では接する相手も異なるのでしょうね。



かつてのように1年ごとで首相が交替する(最初の安倍首相から、民主党の野田首相まで6人連続)ような事態は、ご勘弁です。
まずは、3~5年程度は腰を据えて日本を引っ張って行って欲しいと思います。




7月9日のエントリーで書きましたが、その前日に開催された「宏池会を語る会」は盛り上がりに欠けました。
そこから、ご自身の特長を前面に出して頑張られたのでしょうね。




緊急事態宣言およびまん延防止措置等重点措置は、今日から解除です。

加えて、政府・自民党も刷新され、否が応でも新たな社会への変化を期待してしまいます。
リーダーとなる岸田さんの「聞く力」とリーダーシップに期待しています。