昨日、NHK連続テレビ小説「おちょやん」が終了しました。
正直、最初はうるさい感じがして朝から見るのはしんどいなぁと思っていました。
主人公・千代が年を重ねるごとに、番組の内容が落ち着いてきて、途中からは楽しく見ることができました。
杉咲花さんが演じた浪花千栄子さんは、名前を知っている程度でして、残念ながらテレビで見た記憶はありません。
オロナイン軟膏のホーロー看板にも出ていたそうです。
あの手の看板だと大村崑さん、水原弘さん、由美かおるさんのものは目に浮かぶのですけど…。
幼少期の極貧生活、道頓堀での奉公生活、夫と新人女優の間に子供が生まれたことなど、実話なんですね。
相当苦労をされた人生だったのだと思いますが、ラジオドラマ「お父さんはお人好し」で一発逆転と言いますか、見事な復活を遂げました。
しっかり者の「おかあちゃん」を杉咲花さんが見事に演じ切りました。
一番良かったシーンは、栗子さんが手渡しで千代にお花のバスケットを渡したところ。
過去の公演の際に贈られたお花は、すべて栗子さんによるものだったことが明らかになりました。
あのシーンは、グッときましたよ。
それと、テルヲが留置場(だっかな?)で、千代に涙ながらに語りかけるシーン。
毒親役のトータス松本さんによる涙と鼻水を垂らしながらの最高の演技でした。
千代の子役と春子を演じた女の子は、可愛かったです。
演技力もあるし、これからも何らかの形でテレビにお目見えするのでしょうね。
楽しみです。
コロナ禍においても放送が途絶えることなく終えることができ良かったと思います。
明後日からは「おかえりモネ」で朝を楽しみます。