関東では唯一の緊急事態宣言中の東京都に隣接した川崎市へ、都民が押しかけているようです。
ネットニュースから抜粋します。

 

 

「川崎に来るしかない」改札からあふれる人…宣言初日、都民押しかけた神奈川

 

 

ここから

 

東京都への緊急事態宣言が始まった25日、百貨店や映画館などの商業・レジャー施設が休業していない神奈川県内には、買い物や食事を目的にした多くの都民が足を運んだ。宣言初日とは思えない混雑ぶりに、県民からは驚きや困惑の声が上がっていた。

JR品川駅から電車で約10分の川崎駅では、改札から多くの人があふれ、周辺の商業施設に人が流れた。

都内の男子大学生(20)は、友人2人と映画館「チネチッタ」に「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を見に来た。「新宿で見る予定だったが、休館になったので上映しているところを探して来た。休館中に見逃したくなかった」と話していた。

昨年7月に開館した「カワスイ 川崎水族館」も、家族連れやカップルなどでにぎわった。担当者は「初めての大型連休に、来てくださいと大きな声で言えないのがもどかしい」と残念がる。同館では都内からの来館者増加を見越し、24日から整理券を配布して同時間帯の入場者数を制限している。

駅近くの商業施設を妻と訪れていた東京都大田区の男性保育士(27)は、「今は買い物をするにも家の周りの店が閉まってしまい、川崎に来るしかない。ただ、県境を越えていいものか……。日常の買い物すら悩んでしまう」と困惑していた。

 

ここまで


先週の日曜日(4月25日)から、緊急事態宣言に入った東京都。
都内のいろいろな施設がクローズしているのならば、川崎へ来る人が多いのではないかと予想していましたら、案の定…。


記事では、川崎や横浜といった神奈川へ都民が押しかけたということです。

埼玉や千葉の東京と隣接した都市でも同様の現象があったのかもしれません。


記事の最後に、大田区の男性保育士さんのコメントがあります。

蒲田辺りにお住いの人であれば、本当に必要な買い物があれば、いまの現状では「川崎に来るしかない」というのは仕方がないことだと思います。
 

 

一方で、新宿で見る予定だったけど映画館が休館だから、川崎に来たという都内在住の大学生さん…。

都内在住の人が東京都外へ映画を見に行くのは別に違法行為ではないでしょう。
ただ、「都県境はこえないでください」と言われている中では、どうなのかなと思います。

 


これでは東京の感染者数が減ったとしても、その分だけ神奈川で増えることにならないかと心配です。

 

 

神奈川、埼玉、千葉の感染者の数字とかよく分からないのですけど…

東京だけではなく首都圏が一体となって取り組まないと、望むような効果が出ないのではないでしょうか。

 

ゴールデンウィーク本番が怖いんですけど…。