11月1日に行われた全日本大学駅伝。
出雲駅伝が新型コロナウイルスの影響で中止となったので、この大会が開催され良かったです。
その感想を、本来は11月2日のブログに書こうと思っていました。
ところが、開催当日に川崎フロンターレ・中村憲剛選手の引退発表があり、そちらを書きました。
時機を逸しましたが、今日書きます。
まずは、駒澤大学の優勝、おめでとうございます。
ここ数年、三大駅伝で優勝できていなかったため、喜びもひとしおだと思います。
アンカー勝負で田澤君が、東海・名取君を最後の1キロで振り切りました。
歴史に残る名勝負でした。
東海も2区までで躓くも、徐々に順位を上げる粘りはさすがでした。
母校・青山学院の走りについて、感想を述べます。
青山は三強の一角を占めていると言われていましたが、4位でフィニッシュ。
反省材料はいろいろとあろうかと思いますが、エース𠮷田君で負けたのだから仕方がないです。
ただ、アンカー𠮷田君が襷をもらった時点で、東海または駒澤と30秒差あれば大丈夫と言われていました。
その30秒以上あったにもかかわらず、あっけなく抜かれたところにはガッカリしました。
3区・中村君、5区のスーパールーキー佐藤君が三大駅伝を経験できたことは収穫でした。
また、キャプテン・神林君の意地の走りも素晴らしかった。
他には、思うような走りが出来なかった選手が多かったと思います。
暑さにやられた選手もいました。
力を出せなかった原因が暑さだけであれば、箱根駅伝の時期はもう少し気温が低いでしょうから、心配は要らないのでしょうが…。
この大会では、前シーズンの箱根の5区で活躍した飯田君と、2区で鮮烈なデビューをした岸本君がメンバー外でした。
彼らでさえ実力が足りなくて、今回の全日本大学駅伝のメンバーに入れなかったのであれば、層が厚くなったことを喜びます。
ただ、コンディション不良であれば心配です。
今回は思うような力を発揮できなかった青山学院。
箱根駅伝まで、2ヵ月を切りました。
昨年も同じような状況から、「やっぱり大作戦」で箱根を制することができました。
10人で走り、加えて距離が長い箱根では、選手層の厚さがものを言うと思います。
青山にも箱根を制するチャンスは十分にあると思っています。
原監督による選手起用は、毎年、目を見張るものがあります。
年明けの箱根は、大いに期待しています!
最後になりますが…
コロナ禍で、すべての大学の各選手は本番までコンディションを整えることが大変だったと思います。
本当にお疲れ様でした。